【2j3j】レンタル彼女は愛されたい (ページ40)

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ご飯にしませんか？ページ40

『はい、はい、そういうことで…

わかりました。対応ありがとうございます

では失礼します』

お店側に今回のことを連絡して電話を切る。

まぁ、こういうことも一度二度以上あったのでそこまで焦ってるわけではないんだけれど……

「その、こういうことってよくあるんですか…？」

『あ〜、よくあるってわけじゃないんですけど何度かありますね

仕事柄仕方ないと思いますけど』

「や、やっぱり大変なんですね……」

『でも私からしたら、にじさんじだとホストの方いるじゃないですか…？

それの下位互換みたいな節もあったりなかったり…？みたいな…？

まぁ、好きでやってるので！』

どうやら三枝さんは電話が終わるまで待っててくれたようだ。

とはいえどうしよ…？

『あ、そういえばお昼時ですけど何か食べましたか？』

「えっと、まだ食べてない、ですね…」

『じゃあお礼に奢りますよ！私もまだだったので！』

「ぇ、いやいやいや！！！…ぇ、いいんですか…？？？」

『えっと、迷惑だったら今の話は忘れてもらえればいいで「行きます！！！いまめちゃくちゃお腹へってるので！！！」ふふっ、じゃあ行きましょっか』

そんなに必死になるくらいお腹が空いてるのだろうか？

二人で近くにあった洋食のレストランに入って、三枝さんはナポリタン、私はオムライスを頼む。

そして軽く雑談してて思ったのだが、多分三枝さんは初対面の女性と話すのが苦手なのかもしれない。

そう思ったら私のほうが年下のはずだけどちょっとお姉さん心が湧いてくる。

『そういえば一ヶ月と少し前ですけどマリカ杯で決勝行ってましたよね？歌も得意でゲームもできるってすごいですね』

「ぇ、いやいや！！なんだかんだ今年も8位になっちゃって、まあ楽しかったからいいんですけど。そういえばAさんマリカ杯でなかったんですね？剣持さんとかも残念そうにしてて…」

『あ〜、はじめでよっかな？って思ってたんですけどちょうどお仕事と被っちゃってて…
だから来年は出たいですね！目指せ決勝進出ってかんじで笑』

「で、でも、Aさん、すっごくゲーム上手いからいけると思います！！よくゲーム配信も見させてもらってて…」

『そうなんですか？
わ〜！ありがとうございます！！』

「ッッッ……もう死んでもいい〜〜〜！！！」

『ぇ、え？？？三枝さん？？？？？』