帝丹小学校、今回の転校生は転生者らしい＿ (ページ5)

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4話ページ5

一言言おう

私はいま小学生だ

前世の記憶があるとはいえ体は小学生なのだ

産まれてからこの体に武術を叩き込んだし体力もつけたから普通の小学一年生よりはいいほうだろう

だけど小学生の小さな女の子が大人の男に勝つのはおかしいのだ

殺すわけにもいかないし私が彼にかつもしくは逃げればめんどくさくなるのは目に見えている

だから私は現在誰かに助けを乞う、もしくは偶然を装って逃げる、もしくは戦闘に持ち込み勝つ

ということで実行しようと思う

『い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！(大声)』

そう言って私は私に向かってくる男にタイミング良くしゃがんで転ぶことによって男性の急所を足で蹴る

「ｳｯ！」

といっても怪しまれないためにそこまで威力はないんで少し急所を抑えて私の方を向き直す

「こ、このチッびっこg((ｹﾞﾌｯ」

その後男の顔面に飛んできたサッカーボールが命中し気絶した…

気絶した！？サッカーボール！？

ん？もしかしてだけど…

コ「君、大丈夫？」

あ、死神くんだ…

『だ、大丈夫。えっと貴方がやってくれたの？』

コ「まぁそうだね。こういうところは人目がなくて今みたいなことになるかもだから君みたいなちっちゃい子が入っちゃダメなんだよ。」

『ん。だけどキーホルダーが転がっちゃって。それに貴方も子供じゃん！』

コ「あ、えっと。僕はいいんだよ」

『なにそれ不公平！』

まって、敬語使ってないのに違和感しかない。子供のフリやめよっかな？

コ「あ、キーホルダーってこれ？」

おい話しそらすな

『あ、それだよ。ありがとう！』

というか主役と関わってたらろくな目に合わん！早く撤退しよう

『じゃあ私学校遅れちゃうからバイバイ！』

コ「え！ちょっとまって！」

なんか声が聞こえた気がするが私は知らん！

そして私は全力疾走で学校へ向かった

コナンside

あ〜、おっちゃんのせいで学校に遅刻しそうじゃねぇか

まぁ間に合うだろうけどさ

い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！

！？

悲鳴！こっちか

悲鳴が下方向を見ると小学生くらいの女の子が大人に襲われそうになっていた

この距離なら届くか

そして俺はサッカーボールを男の顔面に命中させ男を気絶させた

遅れるかも知んないけど仕方ねぇだろ

「君、大丈夫？」

俺がそう言うと女の子は俺の方を向き少し体を硬直させた

髪や瞳の色から見て外国人か？だけどランドセルを担いでるしハーフか？

すいません。区切ります