2話 ページ3
『サバイバルしててよかったな…』
現在私は磨製石器を作り終えたところだ…
素材にしたい石がたくさんあって助かった
『水はあるけど食料がな…動物っているかな?もしくは木の実とk((ガサッ…』
ッ!
何千年もたっているからか森はいつもより静かだった
動物?
もしくは私のように石化を破った人間?
どのみち臨戦体制を取った負がいいのは確かだな…
息を潜め、時間が立つにつれ音が大きくなっていく
…くる
…鹿
…しか
…シカ
『殺る』
視界に移った瞬間私は地面を蹴り作りたてほやほやのサバイバルナイフもどきで喉、足、目、鼻を斬りつける
興奮したのか襲いかかってきそうになった
鹿の時速は最高60kmだから逃げても意味ないし木の上に登って多量出血で動けなくなるまでまとっと
木の上に猿のように上り揺れる木から落ちないようにすること数分
鹿は出血しすぎたのかフラフラした様子になり力なく倒れてしまった…
『今回は罠とか仕掛けてなかったから仕方ないとして人間より動物のほうが速いんだからもう少し考えないとだな…』
まぁ、何千年もたってるなら罠なんてそういう頭使った戦いってあんまりなかっただろうし、自分から向かってきてくれるから助かるけど
木から降りて鹿をしばらく見たが生きている様子はないので、血抜きをした後、布用に皮を剥いで部位ごとに分けた
『火をおこしてないし水につけとくか。菓子パンとかの保存食料なんて確保するのは現段階じゃ無理だし』
さっさと、火がつけれそうな木と棒を入手して、火の粉を燃えやすいものに燃え移したら原始的な火の完成だ
まぁ、私はほとんどこんなやり方でつけてたんだけど
人間は一週間以上日に当たるとダメだし、ログハウスみたいな家を作るまでの仮拠点は作っておかなきゃだよね…
いや?洞穴とか探したほうが速いかな?
・
・
・
あ、あった
道中動物に出会ったから食料もあるな…
獣の匂いもないしラッキーだな
…川辺でご飯を一旦食べたら竹を探して、籠を作って、食べれる植物とか薬草とかを探して、帰ってきたら動物の皮で服を作って、それから衛生面も考えたほうがいいよね?石鹸も作りたいかもな
でも石鹸を作るには海を探さなきゃだよね…
『ここまでガチなサバイバルは初めてかもな…まぁサバイバルするしか生きる方法がないんだけど…』
洞穴だからか、自分の声は余計に大きく聞こえた気がする…
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心海 - 面白い!!更新頑張って下さい〜 (2022年7月15日 20時) (レス) @page10 id: 944563bab2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:YUMA | 作成日時:2022年7月14日 14時