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9話 ページ11


おりゃぁぁぁぁぁ!!!



『えっと…手回し発電?』

ゲ「あはは…ドイヒー作業だよね…」



なんか帰ってきたら金狼君と銀狼君がメチャクチャ銅板を回してるの…

いや、何回か帰ってる時に作ってたけどさ…



ゲ「にしてもAちゃんも荷物多くない?それを何回も運ぶって体力ありすぎでしょ」

『運動してたらこれくらいは体力つくよ?メンタリストは頭と技術だからね』






ゲ「ほんとにアレで発電できてんの?」

工程全部見てないけど多分出来てると思うな…


千「あ”〜。よし、Aも帰ってきたしやるか…」

千空君は竹の繊維を取り出した



千「蒸し焼きにした竹の繊維だ」

そう言うと倉庫の方にケーブルみたいなのを伸ばして何かを設置している





竹の蒸し焼きにした繊維…電気…










あぁ…あれか…


コ「高い場所が必要なのか」

千「ククク関係ねえよ。ただまあせっかくだからな」

ほとんどの人が頭にはてなマークを浮かべている


そろそろゲン君は気づくかな?




ゲ「あ〜。そうかアレ。エジソンか〜!








日本の竹から作ったエジソンの電球だ__」


灯りか…

ほとんど森にいたから全く見たことなかった…










このストーンワールドで作られた電気の灯りは


周りが冥闇だからよけいに眩しく見えた…




『そっか…あぁ…綺麗だな…』


なぜかわからないけれど胸にジンと来た…

森でほとんど過ごしていたから特に前の世界に未練なんてないと思っていたけれど…





『私は電気がある世界で生きてたんだ…』ボソッ


私の小さな声は光と暗闇の間に浸透し、誰の耳に届くこともなかった…



















__ゲンと私を置いて残りは倉庫に入っていった…

まぁ、私もよそ者だしね…w



『で?司軍と科学王国軍どっちに行くか決めたの?』

ゲ「ん〜?どうしよっかな?って感じかな?俺は自分の損得しか考えてないからね〜」


『そう?それにしては明かりを見た時手を一瞬握ってたよね?メンタリストさんなら何言ってるのかくらいわかるでしょ…?』

なにか心打たれたんだろうな…

私みたいに…




ゲ「…。ん…?どうだろうね?」

『ここまで言ってもほとんど態度変えないとは…手厳しいね…』


だけど多分…

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心海 - 面白い!!更新頑張って下さい〜 (2022年7月15日 20時) (レス) @page10 id: 944563bab2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:YUMA | 作成日時:2022年7月14日 14時

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