始めての友達！！ ページ4
相「俺は開久の相良猛ってんだ。A…つったか。悪かったな、世話かけちまって。」
『いえ！目が覚めて良かったですっ』
えへへと笑うAの顔を相良はじっと見つめた。
『…あ、あの？』
首をかしげて相良の目を見つめ返す。
相「あ、お前。今日から千葉に来たって言ってたな？軟高だろ、送ってやるよ。」
そう言って立ち上がった相良は地面に座ったままのAに手を伸ばした。
『い、いいえそんな！悪いですよ…！道がわからない訳じゃ無いですし！』
相「ここでサヨナラしてお前が襲われても後味ワリィの！ここは黙って手ぇとれ。後、けーごナシな！」
『(けーご…？あ、敬語か！)……うん、分かった！』
そして相良の武骨だけど優しい手を取ると立ち上がった。
『初めての友達が相良君で良かった…！』
相「………そうだなっ」
そう言って歩き出す相良の片目からホロリと光るものが流れていた事をAは知る由もなかった。
相「(今はただのダチでも、ちゃんと男だって意識させてやる…っ!Aが怖がらない方法ってのはあんのか？)」
そんなこんなで軟高に着いた！
時間は予定の20分前なので遅刻はせずに済んだようだ。
『こんなところまでほんとにありがとね！その…片桐君…？との約束があったのにごめんね？』
こちらへ向かう道すがら色々とお互いに質問して快く答えていたので、当然相良が開久のNo.２だという事も、片桐智司という相棒が番をつとめている事も知っている。だが、それを知ってもなおAは態度を変えなかった。
相「いや、お前も気が向いたらいつでも来いよ。下っ端が手ぇ出そうとしてもぶん殴ってやっからよ///」
『えと、、あっこれ私の電話番号！良かったら相良君のも教えてくれる？』
ああああ！と何やら天を仰いでガッツポーズをした相良だが、番号はすぐにくれた。
『ありがとう！来てほしくなっても連絡してくれていいよ♪私門限無いし！
行く前にも連絡するから、仲間の皆さんも私が来ること知って貰えるでしょ？』
だから、友達をぶっ飛ばさないであげてね？と一言添えるAを相良は驚いた顔で見つめた。
相「(こいつ…俺がやつらをぶっ飛ばすって言ったから、ここまで考えたのか…？)
頭いいな、お前は…心配すんな！言っただけだ。呼び出し以外でも、電話していいか…？」
ぶっ飛ばすと言った傍から、Aを怖がらせないよう少しだけ控えめにいう相良。
『うん！勿論！！だって友達だもんね？』
相「………あぁ、そうだな。(泣)」
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麻衣(プロフ) - 相良落ちはけっこうあるので三橋か伊藤落ちがいいです！ (2021年6月12日 14時) (
レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)
KYamasita0409(プロフ) - この小説めっちゃ好きです！どうやったらこんなおもろい小説書けるんやろwwあと個人的な意見にはなりますが、オチは相良くんを期待してます！「極悪非道」って言うのが大好きなのと、何より相良くんにどハマり中なものでww (2019年1月10日 21時) (レス) id: 0e985037ed (このIDを非表示/違反報告)
うまる - かんてぃー@奈ノ花さん» はい、それは紛れもなく私ですね(笑)よくリクエストとかするんですよね〜！今日俺好きなんですよ！私も小説書きたいけど色々と事情があって無理なんですよ。なので夢小説をみてキュンキュンしております！ (2018年12月30日 9時) (レス) id: 6aae8bb512 (このIDを非表示/違反報告)
ペコ公 - ねぇ、マジなんなの？なんでこんな最高の作品作れんの？え、逆にイラつくこんな最高の作品作れんのマジパネェ (2018年12月24日 2時) (レス) id: 9ac018ca13 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - リクエストで、同じく伊藤くんのS！お願いします♪ (2018年12月23日 16時) (レス) id: c482da3ecf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メリ助 | 作成日時：2018年12月5日 3時
