天使？！いえ、私は… ページ3
相良side
(あーぁ…
いつもなら俺がやってる様な事をこうしてやられてみっと…
無様だなぁ畜生……
ヤクザが負けそうだからって、股間なんか狙いやがって…！！)
蹴られて、痛みで意識が飛ぶ前にふと考えていた。今日は智司が朝から早弁しようって言ってたから、柄にもなく朝早くから学校に向かっていたのだ。
(たまたまぶつかった野郎をボコボコにしたいのもツッパリだし、分からなくもねぇよ…)
そしてヤクザ達が捨て台詞みたいな事を言って立ち去っていく。その様を薄目で見ていたが、やがて意識は遠のいて行く……。
(なんだ…？誰かが優しく傷を拭ってくれてる。暖かくて、春風みてぇだ……。)
やがて意識が浮かび上がっていく。
目を少しずつ開けて行くと、その顔はまだ見えなくて、空の光がその人の後ろから差し込んでいた。
(あぁ、まるで……)
相「…ん、、天使…？」
(我ながら呆れた。俺みたいなツッパリを、天使が助けてくれるわけない…。そう、思った。)
ーno side─
今にも"お迎え"が来そうなセリフに驚く。
(し、死んでしまうのだろうか…っ？！千葉に来てそうそう誰かが死ぬのを見るのか？！！)
『そ、そんなの嫌ーっ！お願いです目を覚まして下さいっ！光を追いかけてはだめぇ！』
そうAは叫ぶと彼を思いっきり揺すった。
相「いででででっ！？まてまてまて！！」
そしてその人はむっくりと起き上がった。
(こうやって、男の人と目を合わせるのなんて始めてだ…っ)
彼はAをしっかりと見て、固まってしまった…。
何やら顔が赤いが…。
相「…(なんだよ、結局天使じゃねぇかよ…///)」
『あ、ごめんなさい…。今にも召されそうなセリフだったので、、』
相「……あっ、いや、、俺こそ…。介抱してくれたのあんたか？軟高のやつか。」
『はいっ！姫野Aです…！最近千葉に引っ越して来たんです。軟高に行くのは今日からで…』
ビックリしましたよ？千葉に来て、始めてツッパリの喧嘩見ましたよ！といって笑うAを見て、ただ息をする事を忘れるしか無かった彼だ。
相「…怖くなかったのか。俺もアイツらみたいな事を他人にやってんのかもしれねぇーんだぞ。」
そういって、目の前の儚い少女を半信半疑で見つめる。
『…？そりゃあ、ツッパリだからそういう人も居たっておかしくないけど、、
…でも、今の君は怪我人だよ？』
相「っ？！//」
そんな人怖がるわけないよ(笑)
と言って微笑む彼女が、堪らなく愛おしかった。
相「(あぁ、こいつはマジの天使だ…)」
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麻衣(プロフ) - 相良落ちはけっこうあるので三橋か伊藤落ちがいいです！ (2021年6月12日 14時) (
レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)
KYamasita0409(プロフ) - この小説めっちゃ好きです！どうやったらこんなおもろい小説書けるんやろwwあと個人的な意見にはなりますが、オチは相良くんを期待してます！「極悪非道」って言うのが大好きなのと、何より相良くんにどハマり中なものでww (2019年1月10日 21時) (レス) id: 0e985037ed (このIDを非表示/違反報告)
うまる - かんてぃー@奈ノ花さん» はい、それは紛れもなく私ですね(笑)よくリクエストとかするんですよね〜！今日俺好きなんですよ！私も小説書きたいけど色々と事情があって無理なんですよ。なので夢小説をみてキュンキュンしております！ (2018年12月30日 9時) (レス) id: 6aae8bb512 (このIDを非表示/違反報告)
ペコ公 - ねぇ、マジなんなの？なんでこんな最高の作品作れんの？え、逆にイラつくこんな最高の作品作れんのマジパネェ (2018年12月24日 2時) (レス) id: 9ac018ca13 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - リクエストで、同じく伊藤くんのS！お願いします♪ (2018年12月23日 16時) (レス) id: c482da3ecf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メリ助 | 作成日時：2018年12月5日 3時
