彼女の願いが、奇跡を起こす。

例のカップケーキ ページ10

『あそうだ！皆、甘い物好きかな？』

ｻｸ「え？うん、好きだけど…」
ｲﾉ「あたしも！」
ｼｶ「まぁ甘すぎるのはちょっと厳しいけど。」
ﾁｮ「ボクは何でも食べるからね」
ﾅﾙ「俺も甘いもん大好きだってばよ！」
ｻｽ「嫌いじゃないが」

と皆が賛成の色を見せたので私は安心してカップケーキを手提げ袋から１個取り出した。

『よかったあ！これ、皆に迷惑かけちゃったかなって…持ってきたの、あげる！』

全「おぉー！！」

ﾅﾙ「さっすがAちゃ〜ん！美味しそうだってばよ！」
ｻｸ「本当！コレ、何個あるの？！」
ｼｶ「まさかこれ全部あんたが作ったのか…？」
『うん、恥ずかしながら作らせて貰った(〃∀〃)ゞ』
ｲﾉ「女子力高いなぁ〜…」
ｻｽ「…中々の出来だな､貰ってやるよ。」
ﾅﾙ「ぁあ！？サスケ！お前Aちゃんが折角作ってくれたものをそんな言い方すんなってばよ！！」
『ああっいいからいいから！それよりも、鐘がなっちゃう前に食べちゃお！』
ｷﾊﾞ「あぁ！…はむっ！もぐもぐ…っっ！！」
ﾁｮ「ぐっ、こ、コレは…！」
ｻｸ「うそ、何で…？！」
ｻｽ「……」←顔をしかめてる。

と皆が、恰も毒を盛られたようなリアクションをする。

『へっ！？そ、そんな何も変な物は入れてないのに…！もしかして失敗しちゃった！？あぁどうしよ！皆、は(全「うま、」)へ、馬…？』

皆、吐き出してもいいよっ！と言おうとした瞬間。
皆の口から出て来た言葉は以外だった。

ﾋﾅ「凄い美味しいっ！」
ｲﾉ「これ一体何をどうしたらこんなに美味しくなるの？！私いっつも失敗するのにー！」
ｻｽ「もぐもぐぱくもぐもぐ…」
ｼｶ「ああ！甘すぎないしパサつきも全然無いから食いやすいぜ！」
ｷﾊﾞ「…(ヤバい、嫁に欲しい。)」←硬直
ﾅﾙ「うんめぇ〜！！俺もうラーメンの次にAちゃんの作ったカップケーキが好きだってばよ！！」

……おいおぃ、ちょっと待とう？ん？何コレ、キャラ崩壊パーリィーかな？ラム酒入れすぎたか？それで酔っちゃったのか皆…｡｡
ヒナタはいつもなら出さないような声のボリュームだし、シカマルテンションたっかいね〜！？
サスケくん、そんな早く食べなくても誰も取らないよ…｡｡

でも、作った甲斐があったなーお姉ぇさん嬉しい！あ、皆と同い年に縮んだんだったww

『あははっ！良かったぁ〜一瞬不味かったのかと…』

ﾁｮ「おいシノ、虫にあげるなよ勿体ない。」
ｼﾉ「いや、コレもいい栄養になるだろう。」
ｷﾊﾞ「あぁー赤丸も食えたらなぁ！」←戻ってきた。

教室移動→←いざ、アカデミーへ！！(初日)

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