彼女の願いが、奇跡を起こす。

カカシの必殺 ページ45

(サッ！と3人分の影が四方八方に散る)


ｶｶｼ「…忍びたる者基本は姿を消し隠れるべし(よし皆んなうまく隠れたな…)」


(…だが、この班は只今4人で形成されている事をお忘れなきよう…)


ﾅﾙ「いざっ！尋常に〜勝負！！」


ｶｶｼ「……お前、ちょっとズレてんなぁ…」


『(ｽﾄﾗｧｧｧｲｸ！)』


ｻｸ「(ちょっと！何やってるのよ？！)」


ｻｽ「(あのウスラトンカチ…)」


ﾅﾙ「ズレてんのはその髪型のセンスだろ！」


(ナルトは低い姿勢でカカシに向かって突撃する)


『ズレてないから安心してくださいねー』←


ｶｶｼ「上手いこと声を拡散させて場所が特定出来ない上にフォローありがとうAさん。ついでにそこら辺で見てるだろうサスケ君と春野さんに忍戦術その1、体術を教えてやろう♪」


(そう言い、カカシは肩掛けの鞄を探る。
何か武器を…と思普通は思うだろうが、彼が取り出したのは本だった。するとカカシはナチュラルに本の続きを読みながら相手をすると言い始めた。)


ｶｶｼ「気にするな…お前らとじゃ本読んでても関係ないから」


ﾅﾙ「(カチーンッ！) ボッコボコにしてやる！」


(カカシに攻撃を仕掛けるナルトだけど、流石上忍。手も足も出ず、さらりと避けられてしまう…と、次の瞬間！)


ｶｶｼ「…忍者が何度も背後を取られんな バカ。」


(カカシがナルトの後ろで指を組んで構えた)


ｻｽ「(あれは虎の印…？生徒でも容赦ねぇって事か。)」


『(やば…っあれは流石に痛そう…？よく小さい頃ネタにしてたけど、マジモンの''アレ''はキツイ！)ナルトくん逃げて！！』


ﾅﾙ「へっ？」


ｶｶｼ「もう遅い！木の葉隠れ秘伝体術奥義…千年殺しーっ！」


ﾅﾙ「ぎゃああああ！！」


『(うっ痛そう…！)』


ｻｸ「(ただの物凄いカンチョウじゃない…)」


ｻｽ「(ウスラトンカチが二人…！)」

ある種の作戦その1→←最初の壁。

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