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生産性のある嘘 ページ30

そして翌日。



白龍の美しい顔は寝起きでも美しいまま、、という訳にもいかず、げっそりとしていた。

白龍「……()」

ヨナ「きゃーっ!キジャ綺麗な顔が大変よ!?」←美形好き

『まさか眠れなかったんですか?!折角の綺麗な顔が…っ』

白龍「あ…お見苦しいところを…()」

ハク「おい背中に虫いんぞ」

白龍「ぎゃー!!!」

ヨナ「キジャ!待ちなさいっハクの嘘だからっ」

『全く、生産性のない嘘をつかないでください!』

ハク「生産性のある嘘って…??」

ユン「静かにしな愉快な珍獣共。」


騒ぎ出す4人をユンは諌めると、キリっとした顔で見据えた。


ユン「いーい?これから人里に入るんだから。しかも火の部族の土地だから。目立つんじゃないよ?……無理だけど。」

ハク←元将軍
ヨナ←赤髪の姫
A←薄紫髪の女王
キジャ←白銀の髪+手異形



そして、しばらく歩き続けてたどり着いた最初の人里は小さくひっそりとしていても綺麗な所だった。


ユン「…キジャ?」


キジャは意識を集中させていたが、ふと残念そうに目を開けた。


キジャ「…ここにはいない。」

ユン「そう簡単には行かないか…。じゃ、次はここから十里先の…」

それを聞いて、ハクとAはユンに進言する。

ハク「そこはダメだ。火の部族の軍の訓練場になっている。」

ユン「えっじゃあここは?」

『ごめんなさい…そこは確か最近我が国に開拓されていて…』

ユン「うわ、行ったらヤバかったね…」


そこでキジャは少し思い詰めたような眼差しで三人を見ていた。


ヨナ「キジャ、どうしたの?」

キジャ「いえ…」



・・・



ユン「決まったよ!ちょっと歩くけど、候補地は三つに絞れた。たぶんそこに里はある。」

ヨナ「本当?」

ユン「女王サマもそうだけど雷獣も意外と詳しいね?」

ハク「ま、一応将軍でしたから。各部族とか変化には敏感なのよ」

『部族の中でも、火の部族と我が国は友好関係が長かったので、情報も新しいものが入ってくるんです。』

ユン「へぇーっ今度教えてよ。じゃ行こう」

キジャ「…。」


それから一行はひたすらに歩き、ひっそりとした人里に赴いて、キジャは意識を集中させるも青龍を見つけることは出来なかった。


火の部族の兵が通り過ぎていくのを、ハクがヨナを抱き、
キジャがAを抱きしめながらやり過ごし、

その後キジャが鼻血を流してしまい、
ハクと揉めるというちょっとした(?)事件もあったが、

一行はただ歩いて、最後の候補地の里を訪れた。

渇望してるのは→←青龍の居場所を


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(プロフ) - 大好きな小説です、、、、更新が日々楽しみです!(^∇^) (2021年9月25日 10時) (レス) @page45 id: 209bb49b1a (このIDを非表示/違反報告)
fruit - とても面白かったです 続きめっちゃ楽しみにしています。 (2021年8月13日 0時) (レス) id: 80d0b24791 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きが楽しみです 頑張って下さい (2021年7月9日 17時) (レス) id: 5ca45dddad (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 続き楽しみにしてます!!更新頑張ってください!!! (2021年5月25日 2時) (レス) id: f151b0ddd6 (このIDを非表示/違反報告)
まなむ(プロフ) - 待ってました!!続き楽しみにしてます^^* (2021年5月24日 16時) (レス) id: 5ac4c05584 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:メリ助 | 作成日時:2020年2月7日 0時

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