青龍の居場所を ページ29
・・・
ヨナ「…………ユン？そういえば、青龍ってどの位置にいるのかしら？」
ハク「お前もかよ…╬」
そう言いながら、危険を察知したヨナがAに抱きついてユンに尋ねた。
ユン「そこなんだよね。…さて、夕食も食べ終わったら青龍の居場所なんだけど…。
キジャ、青龍の気配は？」
と、さほど期待もしていない様子でユンはキジャに聞いた。
キジャ「向こうが何か、もやっと…」
ユン「はいお手数かけました()」
そこで、一つ思いついたようにAは顎に手を添えて聞く。
『青龍は白龍のように里があるのでしょうか？それとも単独でいらっしゃるのですか？』
キジャ「それが良く分からぬのです…。各地にいる同胞からの情報だと、青龍の一族は昔地の部族の土地に隠れ住んでいたらしいが、ある時を境に青龍の里は忽然と消え、一族も行方不明になってしまった…。」
ユン「消えた？！でも、滅びてはいないんでしょ…？」
キジャ「目を閉じれば、青き龍の鼓動を確かに感じる…。」
ユン「イクスが白龍以外は移動してるって言ってた。多分、青龍一族は里ごとどこかに引っ越したんだ…。」
ユン「キジャの示す方向は東北東。火の部族の土地。なら、思い当たる里がありそうな場所は6箇所かな。」
ヨナ「ユン、行ったことあるの？」
ユン「ないよ。でもこの辺りは彩火の都と宝珠の都(※光王国の都)に次ぐ大きな町があるし、ここは商団行き交う道や貴族の別荘があるからね。」
高華王国と、真隣に隣接する光王国、そしてその真上の戒帝国が乗った地図の箇所箇所を指さしながらユンはヨナに説明していく。
ユン「それ以外で目立たず、人も通らない土地となると、6箇所くらいに絞られるってこと。」
ヨナ「すごい！ユンって本当に何でも知ってるのね！立派〜っ」
ユン「坊や扱いしないでくれる？一つしか違わないのに…」
『それでも、イクスさんと辺境の地で過ごしていたにも関わらず、これほどの知識があると言うのは凄いことですよ？』
ユン「まぁ、ちょっとしか無い本を毎日読むしか出来なかったし…。。てかそんなに褒めても何も出ないからね！///」
夜も更けて、Aも泉で体を洗い流して帰ってくると寝床の準備は出来ていたのでユンは張り切った。
ユン「よし！野郎共、明日から本格的に青龍探しだ！つーわけでおやすみなさーい。」
キジャ「おやすみ…って、えっここで？！」
ヨナ「おやすみー」
キジャ「ちょ…っ待…」
『疲れましたねぇー』
キジャ「A様…っ」
ハク「うっせ白蛇。」
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れ(プロフ) - 大好きな小説です、、、、更新が日々楽しみです！（＾∇＾） (2021年9月25日 10時) (
レス) @page45 id: 209bb49b1a (このIDを非表示/違反報告)
fruit - とても面白かったです 続きめっちゃ楽しみにしています。 (2021年8月13日 0時) (レス) id: 80d0b24791 (このIDを非表示/違反報告)
月 - 続きが楽しみです 頑張って下さい (2021年7月9日 17時) (レス) id: 5ca45dddad (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！更新頑張ってください！！！ (2021年5月25日 2時) (レス) id: f151b0ddd6 (このIDを非表示/違反報告)
まなむ(プロフ) - 待ってました！！続き楽しみにしてます^^* (2021年5月24日 16時) (レス) id: 5ac4c05584 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メリ助 | 作成日時：2020年2月7日 0時
