料理と食 ページ28
『ああでも、ユンが来てからかなり食事が美味しくなったんですよ？
私が一人で国境を超えた時は、少し小ぶりで黄色い木の実を食べたらとっても酸っぱくて舌が痺れて、吐き出すまでは気を失いかけたことがあるので。。
とにかく今となっては、ユンが仲間に加わってくれて、本当に助かってます。』
そう言ってニコッと爽やかに微笑むこのAはいい感じに話をまとめたがサラッと毒にあたったと言っている。
ユン「ばかなの？！俺がいないと本当に危ないんじゃんっ！」
キジャ「うぅ…っ！(陛下は余程過酷な旅を…っ)」
『それに、ハクとヨナと三人の時はまぁ酷くて…。。ハクは料理の才があまりないようですから…ヨナや私は料理を習ってすらいませんでしたし…』
ハク「俺のメシが何だって？？」
そういうハクの声が聞こえて、Aはハッと後ろを振り返って、座るハクの傍に駆け寄った。
ハク「聞き捨てなりませんね。」
『ハク、起きたんですねっ傷は大丈夫ですか？？』
ハク「傷？なんの事です？それより俺のメシが何ですって？」
『メシ？なんの事です？あ、お腹空きました？』
ハク「交わすようになってきたじゃねぇですか。(╬)」
そうハクが言っている間に、Aはハクの分を木筒によそうと、スプーンで掬って差出した。
『体を動かすのも辛いですよね…？食べさせてあげますから。はい、口を開けて？』
ハク「…。。」
憎まれ口を叩いていたハクも押し黙って、少しの間差し出された山菜を見つめると頬を少しだけ赤くしながら、あーんっと口を開けた。
すると、バッ！とすっ飛んできたキジャがAの持っていたスプーンを奪った。
キジャ「陛下っ！そのような雑用はわたくしめが！✧ ((╬」
『？？？そんな、雑用だなんて事は…』
ハク「ｯｯ白蛇てめ、いい所ジャマすんな」
キジャ「そなた、A様に食べさせて貰うなど図々しい…ｯ！╬」
すると、ガサガサｯと茂みをかき分けながら戻ってきたヨナがキジャとハクが言い争いしてるのを見ながらほっとしていた。
ヨナ「ハクっ！良かった！気がついてたの…！？」
心配してたのよっと言いながらヨナがハクの傍に寄っていくと、ハクはにっこりしながら言った。
ハク「おー姫さん。お風呂上がりですか？」
ヨナ「お風呂とは言っても、冷たい泉だけど…。傷は大丈夫？お腹すいてる？」
ハク「いや、腹は今空いてない。それで姫さん？俺のメシも悪くないよな？」
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れ(プロフ) - 大好きな小説です、、、、更新が日々楽しみです！（＾∇＾） (2021年9月25日 10時) (
レス) @page45 id: 209bb49b1a (このIDを非表示/違反報告)
fruit - とても面白かったです 続きめっちゃ楽しみにしています。 (2021年8月13日 0時) (レス) id: 80d0b24791 (このIDを非表示/違反報告)
月 - 続きが楽しみです 頑張って下さい (2021年7月9日 17時) (レス) id: 5ca45dddad (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！更新頑張ってください！！！ (2021年5月25日 2時) (レス) id: f151b0ddd6 (このIDを非表示/違反報告)
まなむ(プロフ) - 待ってました！！続き楽しみにしてます^^* (2021年5月24日 16時) (レス) id: 5ac4c05584 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メリ助 | 作成日時：2020年2月7日 0時
