守って欲しいのは大切な人 ページ15
ハク「ふ……ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
すると、ハクが遂に狂ったかのように不気味に笑いだした。
ハク「…まあ、ねぇ？ホラ。つぅわけよ。(←嬉しい)しょうがねぇなぁ？(←めちゃくちゃ嬉しい)」
キジャ「姫様方がそこまで仰るなら…。(A様の大事な人…か…。。。)」
ヨナ「これは返却！」ハク「あっ俺のメタボが！」
『でも、白龍さんも必要です。』
そう言って、Aは真っ直ぐキジャを見つめた。
キジャ「えっ？」
そんなAの真っ直ぐな燃えるような瞳は、容易く勘違いを引き起こさせるような熱を帯びていた。
ヨナ「そうよ！…だってこのままだと、ハクもAも、私を守って死んじゃうもの。」
『………へ！？(ハクは分かるけど私まで！？寧ろハクやヨナ達に護られてばかりだと思うのだけれど…っ！)』←本人はそこまで強い自覚がありません。
ヨナ「だから白龍は、ハクとAが死なないように、" 守って " 欲しいの。」
〔謎の空白の時間〕
キジャ「ほぅ…」
すると、キジャは目を輝かせながら胸に手を添えた。
キジャ「何だそういう事でしたか！この者(ハク)が ""弱い"" から私に救いを？お任せを！陛下と姫様は勿論、この者は私が " 守って " やります…！(そうか…こんなに華奢なのだ、A様はやはり私がお守りせねば…。)」
と、それはそれはもう顔の周りをキラキラさせながら喜んで言うキジャを横目にハクは何かがブチッと切れて、Aは何かを損なってしまったかのように沈んだ。
ハク「結構だ。白蛇ごときに守ってもらうほど俺も陛下も落ちぶれちゃいねェんで！(Aが手汗滲むような剣術の修行をしてきたってのにこいつら知りもしねぇで…。)」
キジャ「白蛇！？そなたっ神聖なる龍を蛇だと！！？」
『(私…、、こんなにも強いひと達が沢山付いてないと行けないくらい弱っちかったのね……。。)』
と、ハクとキジャが争う中、Aは少しだけ離れたところでしゃがみこむと人差し指で地面の砂をいじりだした。
そんなAの背中を、優しくトントンしながらも呆れたような顔でユンは喧嘩する猛獣二人を急かした。
ユン「ねーもーめんどくさいから早く行こー。Aもショックなのは分かるけど、後からいくらでも見せ場あるから元気出しなって。」
『ぅ…』
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れ(プロフ) - 大好きな小説です、、、、更新が日々楽しみです！（＾∇＾） (2021年9月25日 10時) (
レス) @page45 id: 209bb49b1a (このIDを非表示/違反報告)
fruit - とても面白かったです 続きめっちゃ楽しみにしています。 (2021年8月13日 0時) (レス) id: 80d0b24791 (このIDを非表示/違反報告)
月 - 続きが楽しみです 頑張って下さい (2021年7月9日 17時) (レス) id: 5ca45dddad (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！更新頑張ってください！！！ (2021年5月25日 2時) (レス) id: f151b0ddd6 (このIDを非表示/違反報告)
まなむ(プロフ) - 待ってました！！続き楽しみにしてます^^* (2021年5月24日 16時) (レス) id: 5ac4c05584 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メリ助 | 作成日時：2020年2月7日 0時
