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錆兎視点
Aは俺と真菰の恩人
同期という訳では無いが、Aはあの中を点検していたらしい
普通ならば鬼に食われそうになった者が居たとしても救う必要は無い
ただそいつが力不足なだけだから
最終選別後に聞いたら鎹鴉がそう言っていた
じゃあ何故俺を助けたのか疑問に思った
あの鬼に捕まる前の俺を見掛けていたらしい
その時の俺は色々な人を助けて、囮になり、鬼を倒しまくっていた
その人達は逃げ、違う鬼に食べられてしまったが
そんな時、俺が鬼に捕まった
四肢をもがれそうになった時、Aが現れ、俺を逃がした
義勇とも合流し、なんとか生きた
玉鋼を選び終わり、帰ろうとした時にちょうど俺たちの前を歩いているAがいた
俺は話し掛けた
何故助けたんだと
そしたら
貴「・・・命を拾われたのに逃げ、そのまま鬼に食われる。それが分かっていたのにお前は助けただろう
・・・鬼殺隊は鬼を滅するのも大切だが、人から鬼を守るのも大切だ。それを忘れてはならない」
そう言って去って行った
その後はAに追い付こうと必死に頑張った
俺と義勇は柱にならないかと、言われたが断った
俺がまだ未熟だと思ったから
まだまだAには追い付けないと確信したから
義勇はそのまま柱になったが、やはりまだ甘い所がある
鍛錬が必要だな・・・
今度は守られる側ではなく、Aを守る側になりたいから・・・
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九狐 - むいくんゆうくんかわええ〜。これからも頑張ってください(*´ー`*) (2019年11月18日 9時) (レス) id: 5c71f16ab8 (このIDを非表示/違反報告)
みつき - 応援してます。頑張って下さい! (2019年10月16日 2時) (レス) id: 07d3d3da7d (このIDを非表示/違反報告)
ツクヨミ(プロフ) - 面白かったです無理せずに体に気をつけて更新頑張ってください (2019年10月15日 1時) (レス) id: 4899b109d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜桜 | 作成日時:2019年10月14日 5時