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三十五 ページ40

阿伏兎視点


ガキ共を生かした後俺は落ちて行った

死んじまうのかねぇ・・・
まあ、それもそれでいいか


そう思い目を閉じた



が・・・







フワッ


急な浮遊感にビックリして目を開けると


いつしかの真っ白で綺麗な女がいた


路地裏に行くと俺を降ろした


貴「おい、大丈夫か?」

阿「え、ああ」

貴「そうか」


そう言うと女は袖を引きちぎった


阿「おい、何やってんだ」

貴「じっとしてろ」


言われた通りに静かにじっとしていると、薙刀でやられた肩を止血してくれた


貴「よし」


その時





バキッ




クナイが女の狐面に直撃した


女1「何やつだ!!」

貴「チッ」

阿「うおっ!」


また俺を担いで屋根の上に飛んだ




貴「ここなら大丈夫だろ」

阿「アンタ名前・・・は・・・」


名前を聞こうと顔を上げると琥珀色の片目が俺を見ていた

吉原の街の光でキラキラと光っていて綺麗だった


貴「僕は八神A。お前は?」

阿「あ、阿伏兎だ」

貴「そうか。じゃあな」



・・・行っちまった



Aか・・・
綺麗な名前だな




・・・





団長を待つか



そう思って目を閉じた



――――――――
貴方視点


吉原に着いて大きな建物に向かおうとすると、その建物から人が落ちて行った


とりあえず助けて路地裏に行った


ふむ、肩から出血している

この男と一緒に薙刀も落ちてきたから多分それでやられたんだな


布がないから袖でいいか

袖をちぎって止血した瞬間クナイが飛んできて狐面に命中した


手当に夢中で気づかなかった・・・


半分だけ割れたか・・・
まあ大丈夫だろう


屋根に避難し、男が名前を聞いてきた

目を向けるとその男は固まった


何故・・・


名前を教え、男の名前も聞いて去って行った


阿伏兎か
また会いそうだから覚えておこう


銀時達が気になるな・・・
急ごう

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作者名:夜桜 | 作成日時:2018年11月25日 23時

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