鬼殺隊の最年長は皆からモテる【鬼滅の刃】【男主】

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黒死牟視点



俺の腕を斬るとAは止まった


冷静な判断をして揺れる事がなかった瞳が今揺れていた



貴「･･･」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

黒「?!」



何故かAは泣き出した


黒「どうかしたのか？」

貴「いや･･･少しお前の過去を見させてもらった」

黒「？」



どういう事だ
何故こいつが俺の過去を･･･


黒「そんな事はどうでもいいか。だが、何故お前が泣く」

貴「･･･お前は今も後悔しているのか」

黒「俺は一部しか覚えてないが、何かモヤモヤしている」

貴「そうか･･･」


なんだ？こいつの殺伐とした雰囲気が無くなった


その代わり、凄く落ち着く柔らかい雰囲気をまとった



貴「癒の呼吸 陸の型 白虹貫日」(はくこうかんじつ)

黒「･･･!」


殺気が無く、動きが読めない･･･

もう戦う気が無くなったのか？
いや、攻撃してくるということはそんな事は無い



じゃあこいつは一体どういうつもりで･･･


何となくこいつを斬るのは勿体ない気がして、刀をしまった


貴「？」

黒「･･･お前は特別に生かしてやろう」

貴「･･･特別なんて要らない」

黒「だが、俺は生かしたい」

貴「･･･」




本当に戦う気が無いと分かったのかAも刀をしまった


･･･こいつを見ていると鬼にしたいというより、俺の物にしたいという感情が湧き出てくる


ｷﾞｭｯ


貴「?!」

黒「安心しろ、傷付けはしない。こうして居たいだけだ」

貴「･･･」



近くで見るとやはり顔が整っているな

月明かりに照らされ髪や瞳がキラキラと輝いている



こう抱きしめていると、とても懐かしい気分になる



しばらく抱きしめていると




ナデナデ



黒「!!」

貴「上弦の鬼は全員甘えん坊なのか？なんかよく撫でている気がするが･･･」



暖かい･･･
頭を撫でられたことは無いだろう

あったとしても人間の時か･･･



心地良い感覚だ



すると、遠くから気配がしてきた



黒「･･･もう、か」


少し寂しい気もするが、仕方ない


黒「また会いに行く」

貴「･･･しょうがないな」



こいつはきっと、お人好しというやつだろう

鬼にまで優しくするとは


そう思いつつも俺はAに惹かれていた




−−−−−−
ちょ、黒死牟さん難しすぎる･･･

口調とか変だったらごめんなさい



色々な人がリクエストしてくれて嬉しいです


何かリクエストしたい方はどんどんしていってください!!

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