20 ページ25
貴方視点
毎日毎日任務の日々
貴「癒の呼吸 伍の型 桃源郷」
鬼「・・・!!」
貴「来世に幸運がありますように」
鬼は泣きながら微笑んだ
本当に鬼は悲しい生き物だ
恐怖の中なりたくもない鬼になり、記憶を失い、愛しかった人さえ殺してしまう
そして鬼舞辻無惨に呪いをかけられ、失態を犯せば殺される
この人たちは何も悪くないのに
悲しみに浸っていると、目の前に鬼が現れた
ドォォォォォン!!!
?「・・・」
この雰囲気・・・十二鬼月か・・・
砂埃が消えると、そこに居たのは
上弦の参
すぐさま攻撃してきたが、高く飛んで回避した
?「ほう・・・あいつの言った通りだな」
貴「?」
猗「俺は猗窩座。お前の名はなんという」
貴「・・・八神A」
猗「A、お前も鬼にならないか?」
貴「ならない」
猗「何故だ。お前は強い。その強さを永遠に保てるのだぞ?そして鍛錬し、また強くなれる。いいと思わないか?」
貴「確かに俺達鬼殺隊は強さを強さを求める。そして、鬼になる隊員もいた」
猗「なら、お前も((貴「だが、鬼になれば記憶を失う」
猗「それが何だ?」
貴「お前にも居たんじゃないのか?
守りたい、愛おしい人が」
猗「?何を言って─」
猗窩座視点
『狛治さん』
猗「!!」
後ろを振り返っても誰も居ない
今のは・・・?
貴「・・・その様子だと忘れてしまったようだね」
猗「・・・お前は何が言いたい」
貴「俺は、その愛おしい人達を忘れたくないんだ。俺の体がどうなろうと、守りたい」
猗「!!」
本当に愛おしいような目で微笑んだ
触れば消えてしまいそうなくらい優しく儚い笑みだった
・・・俺もAに愛されたい
そんな考えがよぎったことに俺は驚いた
貴「?おい、どうかしたのか?」
猗「・・・何故鬼を心配する。何故お前は笑みを俺に向ける!」
貴「・・・」
猗「・・・」
もうそろそろ朝になる
だが、こいつから答えを聞きたい
貴「・・・俺は鬼も仲間だったらいいのになって思ってしまうんだ。俺の技は斬った瞬間そいつの記憶が流れてくる。・・・悲しいんだ、そいつら全員の過去。苦しかっただろう、辛かっただろう。そう思う度に涙が出そうになる
これ以上、斬りたくないんだ」
そう言って、一粒の涙を流した
貴「だが、守りたい者の為に俺は斬らなければならない」
猗「・・・」
711人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ta0628tm0105(プロフ) - 大丈夫です!!よろしくお願いします!!! (2020年1月8日 17時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - ta0628tm0105さん» ありがとうございます!頑張ります!攻めですか。基本的に攻め、というのは難しいのでちょっと取り入れるような感じでよろしいですか?(例 壁ドンや攻めの姿勢?など) (2020年1月8日 16時) (レス) id: 16767aa3dd (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - おもしろいです!!頑張ってください!夢主攻め希望です!!!! (2020年1月7日 13時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - みーさん» ありがとうございます!おもしいものが書けるよう頑張ります! (2020年1月7日 1時) (レス) id: 16767aa3dd (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 醫さん» Rフラグのものは初めて書くんですが、頑張ります!! (2020年1月7日 1時) (レス) id: 16767aa3dd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜桜 | 作成日時:2019年11月10日 0時