17 ページ18
レオナ視点
あのウツボ兄弟か･･･
めんどくせぇのが来ちまった
「レオナさん、もしかしてクリオネちゃんってこいつの事じゃないスか？」
「だとしても手放す理由はねぇな」
「えぇー、俺面倒事そんな好きじゃないっスー」
そうこうしている間に
「おや、お二人共こんにちは。そこに居るのはAさんですよね？」
「あ、ほんとだぁ!俺達のだから返してくんない？」
「知らねぇな。こいつが寝てたのが悪い」
「あー･･･、2人ともここは何とか」
「やだ」
「えぇー･･･」
グダグダと言い合っていると、抱えていたそいつがモゾモゾと動き出した
『んぅ･･･』
起きたかと思ったら、頭を俺に擦り付けてきた
フードが取れて、キラキラ輝く髪の毛とすべすべしてそうな白い肌が見えた
ラギーも驚いていて、ウツボ共はどこか悔しそうにしていた
「こいつは俺を選んだんだ。分かったらさっさと消えろ」
「チッ･･･後でクリオネちゃんはお仕置だねぇ」
「そうですね」
漸く行ったか
すると、そいつは目を開けた
紫色に輝く瞳は見てきた宝石よりも綺麗だと思った
『･･･？』
「あ、起きたっスね」
『･･･だれ、れすか？』
「俺はラギー・ブッチっス。そんであんたを抱えてるのがレオナ・キングスカラー先輩っスよ」
『･･･』
段々と脳が働いてきたのか、数秒すると困惑していた
『あれ、僕中庭で･･･え？あ、あれ？』
「あー、レオナさんが勝手に連れて来ただけだから気にしなくてもいいっスよ」
『･･･？？』
「お前、名前は？」
『A・アーンギル･･･です』
「ふぁ･･･もう俺は眠気が限界だから寝るぞ」
『は、はぁ･･･って、うわぁ!』
予定通りそいつを、Aを抱き枕に。
ちいせぇけど
『な、なんで？ッ･･･力強い、ちょ、ラギーさん？助けて、ください･･･』
「レオナさんには俺も勝てないので」
『え、ちょ、』
「てかレオナさんいい加減授業出てくださいよー？俺もう時間なんで」
「･･･うるせぇ」
『え、う、うそ･･･僕も、授業行き、たい･･･』
グッと押される度に力を強める
というかこいつ力弱いな
そのあとは、Aも諦めたのか暴れなくなった
そのまま寝て、起きるとAも寝ていておれにピッタリくっついていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 514人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゑ - フロイドのあだ名でクリオネってオルトくんだから違うのに変えた方が良いですよ (2020年10月22日 17時) (
レス) id: 95efe95a5b (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - コメント失礼します。クリオネはオルトなので、訂正した方がいいと思います！（何となく上から目線すみません！） (2020年9月30日 18時) (レス) id: 9da9d6a96e (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - はぁぁぁあ…好き(私は真顔です) (2020年8月16日 14時) (レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
星夜 - とても面白かったです！ 高評価押します！ (2020年8月14日 11時) (レス) id: 146cd8a9b8 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - とっても面白くて読んでいて楽しかったです！これからも頑張ってください (2020年8月12日 14時) (レス) id: 51d12970b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜桜 | 作成日時：2020年8月3日 5時
