清水の幼馴染【HQ】【男主】

9 ページ11

貴方視点



僕は月島が苦手かもしれない


だって･･･



月「この中じゃ1番身長低いんじゃないですか？」

貴「･･･」ﾋﾟｼｯ



確かに小さいけど、言わなくてもいいじゃん･･･


貴「ノッポ･･･」ﾎﾞｿｯ

月「･･･失礼します」ﾆｺｯ


そう言った瞬間、めちゃくちゃ頭ワシャワシャされた


貴「〜ｯ、離せ!」

月「なんですか？おチビ先輩」ﾜｼｬﾜｼｬ

貴「ぐぬぬ･･･」



なんで月島はあんなにひねくれてるんだ･･･


山「あ、あのAさん」

貴「？」

山「ツッキーは人との付き合い方があまり得意では無いので･･･」

貴「･･･なるほどね」

山「その、試しに澤村さんとかに甘えてる時みたいにしてみてください」

貴「？分かった」







ジー･･･


月「･･･なんすか」

貴「･･･」


なんか近寄り難い雰囲気なんだよな･･･



ポスッ


月「!」



軽く寄りかかると大人しくなった

嫌味のひとつでも言われるかと思ったんだけど･･･
ちらっと顔を見てみると･･･


月「///」


？？？
なんか顔真っ赤･･･







ー山ロ視点ー




転校してきたAさんは髪と肌は真っ白で、目も宝石みたいに綺麗な赤だった


山「綺麗な人･･･」

月「･･･」


ツッキーはその時何も言わなかったけど、ここ最近様子がおかしくて観察してたらツッキーはAさんを目で追ってた



ツッキーもしかして･･･


その後、ツッキーはAさんと話す機会があってその時はいつもの調子だった

気のせいだったのかな･･･


そう思ったけど、少し追ってみるとツッキーの表情は悲しそうだった



･･･




Aさんに頼んで澤村さん達と同じような感じで接して見て欲しいと言った


ツッキーは強がりで素直になれないから俺が背中を押してあげるんだ･･･!



Aさんはツッキーの側まで行くと、そのまま寄っかかった



ツッキーは顔を真っ赤にしていた

嬉しそうだった

10→←8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す