エーデルワイスを君に4【HUNTER×HUNTER】 (ページ38)

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第181話ページ38

↓イラスト
(http://uranai.nosv.org/uploader/common/a/e/9/ae9a61256db5b25d51699ead3d65c580.png)

ピャピャピャ、と描いたので雑いです
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やっとの思いで森を抜けた先は岩石地帯
躊躇なく崖を飛び降りたゴンとキルアにAも続く

走り出す3人の前にまず現れたのは一つ目の巨大な怪物
振りおろされた金棒などいとも簡単に避けていく

『．．．(この怪物目だけオーラが少ない
　
　なるほど、怪物にはちゃんと弱点が設定されてるのか)』

案の定というのか、ゴンが怪物の顔面を殴るも効果はなし

「グォオオオオ！！！！！」

しかしキルアがすぐに怪物の弱点を見つけたようだ

「見掛け倒しだったな」

「でも確かにほっといたら1分でカードから元に戻ったね」

「でもいけるぜ！
　怪物にはちゃんと弱点と癖が設定されてる
　冷静に対処すれば問題ない

　よーし、この調子でマサドラ目指すぜ！」

「おー！」

と、意気揚々と歩き出した2人の目の前に現れたのは巨大なトカゲのような怪物
見る限り弱点のわからないトカゲに、2人は慌てて逃げ出した

『(．．．ん？2人とも“凝“．．．忘れてるな、こりゃ)』

走る2人に一応ついていくAは聞こえないように小さくため息をこぼし、上に視線を向ける

「！(この子．．．)」

視線の先には金髪の少女
まだついてきていたらしい

合わさった視線に少女はわずかに目を見開き、対してAは鋭く目を光らせる

まるで何かしようものなら許さない、とでも言いたげな視線だ

「おいA！」

「こっち！」

『わ』

突然腕をひかれ、岩陰に隠れる3人
なんとかトカゲから逃げ切れ一息入れる

『ねえ、ちょっと2人とも』

「「え？」」

『え？』

凝のことを伝えようとしたAだが、反応した2人の視線が明らかに自分に向いていない
2人の視線を追いかけた先には小さな黒いモフモフが

「うっ！」

『うわ！？』

「ゴン！」

モフモフは勢いよく跳び上がりゴンに激突

「大丈夫！ぜーんぜん痛くない！

　こいつ弱いよ」

「けど速い！」

そう、キルアの言う通りモフモフは攻撃力が低い代わりに驚くほどのスピードで移動している
今の2人では捕まえられないだろう

『．．．』

モフモフを捕まえようと躍起になる2人の後ろで、Aは何やら考え込んでいるようだ