第45話 ページ47
「え!Aキルアの家知ってたの!?」
『暗殺一家のゾルディック家、なんてそっちの界隈では有名だからね
確か観光地になってたはずだよ』
「へ〜!」
どうやら3人は私の分のチケットも取っていてくれたようで、すぐに出発することができた。
初めから私を連れていく気だったらしい。
「A」
『ん?』
今私たちはホテルから空港に向かうためタクシーに乗り込んだところだ
ちなみに服は着替えた
流石にあの格好で外はうろつけない
ゴンと試験で分かれていた間のことを話していた時、クラピカに話しかけられた
「さっき、ライセンスをしまうときに見えたのだが...」
『うん?』
確かにさっき合流した後にライセンスをカバンにしまったが...何か気になるようなものでもあっただろうか?
「その...名前が」
『なまえ...』
「「名前?」」
「AはAでしょ?」
「いや、そうではなくて」
『...あ!もしかして...これ?』
唯一思い当たることがあったため、私はライセンスを取り出しそれを指差してみせた。
「あ、ああ」
「ん?」
「お前...ファミリーネームあったのか!」
『そういえば言ってなかったね〜』
そう、実は私はこんなにも話数を積んだと言うのに自身のファミリーネームを公開していなかったのだ!(メタ発言)
ライセンスに書かれた名前の欄にはA=エーデルの文字
「Aの名前は森の長が呼んでいた、と言っていただろ?
だからファミリーネームがあったことに驚いてな」
『そう言うことだったのね〜』
「でもなんでなんだ?」
『つけてもらったの』
「「「誰に?」」」
ニコリ、と笑みを浮かべて一言
『ネテロ会長♡』
「「「...ええええええ!!!??」」」
「どう言うこと!?」
「お前会長と知り合いだったのか!?」
なんかこの緩い感じ久しぶりだなー、なんて活気なことを考えながら
3人の疑問に答えるために口を開いた
『会長とはもう何年も前に知り合ってたよ
って言っても数回会った程度』
「どういった経緯で会ったんだ?」
『オオカミ退治、かな』
「オオカミ、退治...?」
3人は明らかに困惑した表情を見せる
そこからの話は、タイミングよく訪れた渋滞により、外を走りながらすることになった
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SHINKAI(プロフ) - 蒼さん» ありがとうございます!そう言って頂けるとすごく嬉しいです!これからも作品をよろしくお願いします! (2022年8月31日 0時) (レス) id: 9829dd467f (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - HUNTER×HUNTERの世界観にあった文章でサクサク読み進めることが出来ました。とても面白かったです! (2022年8月30日 23時) (レス) @page48 id: 1c5f686e4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SHINKAI | 作成日時:2022年2月11日 4時