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side Juri
そして始まった昼公演。
スタートは順調だった。
ジャポでの大サビで抜かれてクールにキメた北斗も
センステで歌いながら
赤い下着を見せつける挑発的な北斗も
何もかも、…まるで魔法にかかったように
昨日の夜に見た、か弱い北斗とは別人だった。
でもMC前の、
トロッコから降りて歩いてステージに向かうところ
…そこでやっぱり
僕たちの懸念はカタチになってしまったんだ。
俺は先頭を歩いていて
その後ろに高地、北斗、ジェシー…と続いた。
メインステージに着いたあたりで
なんとなく振り返ると、
ジェシーに肩を抱かれる北斗の姿が目に入った。
…この間の生放送同様、
まだそんなに大きな過呼吸にはなっていないようで
必死に息を整えようとしているのがわかる。
当の本人はまだ魔法が解けきっていないようで
ニコニコしながら手を振ったり、
ジェシーの過剰なスキンシップに
ツッコミを入れている。
…でも、
みんなが気付いてザワつき出すのも時間の問題だろう
青「高地、前3人先に衣装変えしよう。北斗まずい」
マイクに声が入らないように、
ステージに着いた高地にこっそり耳打ちする。
頷いた高地が、
ジェシーに声をかけ北斗と2人ではけていく。
青「…はい、ということでね。」
赤「お着替えタイムですね」
青「はいはい、それじゃ僕もいってくるんでね！あとの3人で一体誰が回すんですかね地獄のMCになりそうですね〜！」
赤「AHAHA だってよどうする…？」
桃「いやここは俺でしょ」
緑「なんでそんなに自信満々なのきょも！笑」
…なんて会話が進んでいくのを聞きながら
俺も急ぎ足ではけた。
青「…大丈夫か」
黒「…っ、は、はぁ…ごめ、ん…っ」
黄「いいから。呼吸整えることに集中して。ほらいくよ？すってーーーはいてーーーーーー、とめて。」
北斗はステージを降りた
階段のすぐ横に座り込んでいた。
黄「樹、先着替えてきて。帰りに北斗の分の服持ってきて」
青「わかった」
急いで着替えて、高地と入れ替わる。
幾分か呼吸の落ち着いた北斗の着替えを
スタッフさんが手伝う。
青「…行ける？北斗」
水を渡しながら声を掛ける。
いつもの倍近く時間が経っている。
…着替えでごまかせるのも、そろそろ限界だろう
黒「ん、大丈夫。ありがと…」
ふぅ〜っと、北斗が長い息を吐いた。
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はる(プロフ) - ちーいほくさん» コメントありがとうございます。お待たせしてすみません。大事な作品ですのでゆっくり丁寧に更新していきたいと思います。楽しみにしてくださりありがとうございます！ (2020年9月21日 15時) (
レス) id: bf8187d250 (このIDを非表示/違反報告)
ちーいほく - いつも更新されるの、楽しみに待っていましたが更新停止になり残念です (2020年9月21日 11時) (レス) id: a6c29550e9 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - は〜ぷさん» 後半になってました！正しくは更新です、すみません（笑） (2020年8月3日 3時) (レス) id: bf8187d250 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ゆあさん» 初めまして。コメントありがとうございます！嬉しいです！かなりゆっくりペースの更新になっておりますが、どうか今後もお付き合いください…！ (2020年8月3日 3時) (レス) id: bf8187d250 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - 初めまして、コメント失礼致します。青さんと黒さんの関係性がとっても好きです、、思わず涙しながら読ませて頂いております…！続きが楽しみです…！！ (2020年8月1日 10時) (レス) id: 39974f5fe7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる
| 作成日時：2020年3月27日 7時
