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壱馬が会社の後継者と知り、内心アタフタしていた
お父さんの壱馬を想う親心に感動し、
誤解してる壱馬の背中を押したまではいいけど
…壱馬に相応しい人間なのか？私って。
必要としてくれるかぎり傍にいたい
けど、何の努力もしてない私じゃダメだよね…
「期末考査も頑張っていい点とった事だし、
クリスマスはいい店、食いに行くか？」
「ううん、私が作る！」
私にできることは全てやりたかった
嫌いな勉強も、好きな料理も全部。
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そしてクリスマスイヴ
2人の夜を過ごそうとしていた
「…ちょっとさ、作りすぎじゃね？笑」
「はりきりすぎちゃった、笑」
「食べきれねぇの、勿体ねぇよな…
どれも美味そうだし。
くそっ！笑…嫌だけど、あいつら呼ぶか？」
そしてやってきた嘉将と北人君と共に過ごした
嘉「まさか今年もAのクリスマスディナー食えるとは思ってもなかったー笑」
北「俺、手伝いにかけつけたのに笑
…そうそう、俺調理の専門通うんだよ」
「え、北人君のやりたい事って料理だったの？」
北「一緒に朝ご飯作った日、決めたんだ！」
壱「あのさ、…俺からも話がある。」
改まった壱馬は、私たちを交互に見つめた
「俺、大阪の大学に進学する。」
…ｽﾞｷｯ
私が背中を押したのに、、
頭では分かってたつもりだったのに心は正直だった
辛い顔を見せたくなくて、食べ終わった食器を片していると壱馬がソッと手を重ねてきた
「後片付けならやるから、Aは座ってろ」
「あ、…うん」
「…背中、押してくれてありがと笑
立派な男になって迎えにくるから、な？」
優しい笑顔を向け、キッチンへ行ってしまった
その姿を見ていると北人君が隣にやってきた
「寂しい…って、なんで言わないの？」
「だって、私が壱馬の背中を押したから…
それに私なんかで将来フイにしてほしくないし」
「そっか…、酷だよねまだ高2なのに。」
「でも壱馬のこと信じてるから、、
私も負けずに頑張んなきゃ！笑」
「Aちゃん、なんか強くなったよね笑
壱馬といるからかな？笑
でも、辛い時は俺も支えになるから」
誰かに委ねる人生じゃなくて、
私なりに一生懸命生きようと思った
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rin.(プロフ) - オタクさん» 嬉しいコメントをありがとうございます！ (2020年5月16日 17時) (
レス) id: e3dce3132d (このIDを非表示/違反報告)
オタク - 続きめちゃめちゃ楽しみです！更新頑張ってください！ (2020年5月16日 12時) (レス) id: b8fa45dd13 (このIDを非表示/違反報告)
rin.(プロフ) - yuさん» ありがとうございます！嬉しいです！更新がんばるのでお話覗きにきてくださいね^ ^ (2020年5月11日 21時) (レス) id: e3dce3132d (このIDを非表示/違反報告)
yu - rinさんのお話初めて読ませていただきました！このお話大好きです！続きがめっちゃ気になります。これからもがんばってください！ (2020年5月10日 12時) (レス) id: 6fee1f3b2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rin.
| 作成日時：2020年5月4日 16時
