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修学旅行の日が近づいてきた
…壱馬と一緒にまわれるのかぁ、///
なんかそれだけで嬉しい、幸せ！
「…お前、なにニヤニヤしてんの？」
しまった…顔に嬉しさが出てしまっていた
旅先である沖縄のガイドブックを見ながら一人ニヤつく私に、気持ち悪りって冷ややかな視線を送る
だから壱馬に隠せない喜びをとめどなくぶつけた
…
「…はいはい笑、もう分かったから笑
ほんま、可愛いやっちゃな〜笑」
「…？、やっちゃな？」
「へ？…ああ、可愛いやつやな、って」
「それ、関西弁？」
「ああ…俺の実家、大阪だから」
初耳な事をサラッと言ってのけた
そういえば関西弁が自然だって話になった事が…
「なんで今まで黙ってたの？
前は確か、気のせいだろって…」
「あの時と今じゃ、状況が違ぇからな。
これからもずっと一緒にいようとしてるやつに黙っとくのも、なんつーかおかしいだろ？」
「はあ、なるほど…？」
…
…これからもずっと一緒にいようとしてるやつ
ん、私との将来、はっきりと見てくれてるの？…
ぶわぁと体中の体温が顔に集中する
「…顔真っ赤だけど、笑」
「えへ///笑、…でも大阪かぁ、いいね笑」
「俺はいいとは思わねぇけどな…」
「えー、大阪好きだけどなぁ笑
でも何でみんなに話さないの？大阪出身の事」
「いや、話す事でもねーかなって…」
「なにそれ笑、隠す事でもないと思うけど。笑
…てかさ、沖縄といえば海だよね？私行きたい！」
黙り込んでしまった壱馬を不思議に思い、
どうかした？と聞くと複雑な表情で私を見つめた
「…俺らが出会う前の事とか、聞かねぇの？」
「ん、そりゃ知りたいよ？」
どんな小さい頃過ごしてきたのか
なんで頭いいのにこの学校なのか
大阪出身なのを何で秘密にしてたのか、とか
「でも話さないって事はあんまりなのかなって。
だとしたら私から無理に聞き出されるのは嫌だろうし、それに私は今の壱馬が好きだから過去に何かあっても問題ないし生い立ちも関係ないけど笑
って、え？…過去に警察のお世話になったとか？」
「ううん笑、そんな事しねぇし笑…」
グッと引き寄せられ強く抱きしめられる
でも小さいため息をついたのを聞き逃さなかった
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rin.(プロフ) - オタクさん» 嬉しいコメントをありがとうございます！ (2020年5月16日 17時) (
レス) id: e3dce3132d (このIDを非表示/違反報告)
オタク - 続きめちゃめちゃ楽しみです！更新頑張ってください！ (2020年5月16日 12時) (レス) id: b8fa45dd13 (このIDを非表示/違反報告)
rin.(プロフ) - yuさん» ありがとうございます！嬉しいです！更新がんばるのでお話覗きにきてくださいね^ ^ (2020年5月11日 21時) (レス) id: e3dce3132d (このIDを非表示/違反報告)
yu - rinさんのお話初めて読ませていただきました！このお話大好きです！続きがめっちゃ気になります。これからもがんばってください！ (2020年5月10日 12時) (レス) id: 6fee1f3b2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rin.
| 作成日時：2020年5月4日 16時
