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当日の朝、クラス写真を撮って最後の一枠が埋まった
「すごいね、壱馬！」
「だな笑、…ほら、これ見てみろよ笑」
モザイクアートのために撮った写真には、どれも満面の笑みで映る私たちがいた
「お前、ちょー笑ってんな笑」
「壱馬もじゃん、幸せそうな顔してる笑」
「幸せそう、じゃなくて幸せな顔、だろ？笑」
「…だね///笑」
手を繋ぎ出し物を見て回る
「なぁ…今年もあれ、行かね？笑」
急に立ち止まって指差す先にはお化け屋敷があった
「行かないよ！、また反応楽しむ気でしょ？」
「あいつらがさ、絶対連れて来いって…笑
2人ともお化け役らしいんだよ」
それは嘉将と北人君のいるクラス
あの2人がお化け役って…嫌な想像しかつかない
「私は出口で待っ…」
「よし、行こう！笑」
無理矢理だ、面白がってる顔してる…
しっかり繋がれた手を離さまいと、壱馬の腕を必死で掴まえていた
…はずだったのに、ヒヤッとした感覚に驚き手を離してしまい暗闇で焦る私を誰かが引っ張った
「…A、」
「よし、ゆき？」
「やっと2人きりになれた…笑」
そう言って優しく抱きしめる腕の中で、どうすることもできずにいた
「…よし、これで吹っ切れた！笑
ごめん、壱馬が心配するね」
優しく背中を押され、通路へと出るとキョロキョロしている壱馬がいた
「…え？、お前も神隠し？笑」
「神隠し、なのかな笑」
「ある意味スリルあるわ、ここ笑
俺なんて腕引っ張られてさ、見たら北人が変顔してんの笑、まじおもろいわ笑」
楽しそうに笑う壱馬に、少し罪悪感が芽生える
さっきの嘉将、絶対におかしかった
そういえば前にも様子おかしかったよな
一体、なにを抱え込んでるんだろ…
「…ーい、A？、おい、…どした？」
「はぇ？」
「なにボーっとしてんの？」
「ううん、なんでもない」
なんでもない顔じゃねぇだろ、って覗き込む壱馬を心配させないように笑顔で誤魔化した
とりあえず嘉将に聞いてみた方がいいよね…
でも聞いたところで話してくれるのかな…
［ハグなんてして…何かあったの？］
いても立ってもいられず嘉将にメッセージを送った
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rin.(プロフ) - オタクさん» 嬉しいコメントをありがとうございます！ (2020年5月16日 17時) (
レス) id: e3dce3132d (このIDを非表示/違反報告)
オタク - 続きめちゃめちゃ楽しみです！更新頑張ってください！ (2020年5月16日 12時) (レス) id: b8fa45dd13 (このIDを非表示/違反報告)
rin.(プロフ) - yuさん» ありがとうございます！嬉しいです！更新がんばるのでお話覗きにきてくださいね^ ^ (2020年5月11日 21時) (レス) id: e3dce3132d (このIDを非表示/違反報告)
yu - rinさんのお話初めて読ませていただきました！このお話大好きです！続きがめっちゃ気になります。これからもがんばってください！ (2020年5月10日 12時) (レス) id: 6fee1f3b2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rin.
| 作成日時：2020年5月4日 16時
