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梅雨に入り、雨模様の日が続く
そんな日は相合い傘ができるから楽しみだった
登校中、他の生徒からの視線は浴びるけど、壱馬はそんなの気にすんなって笑ってくれる
壱馬の彼女でいるからには、隣にいても釣り合いがとれてる子でありたいから私なりに頑張ってる
けど私なんかより可愛い子なんて、たくさん。
「どした？、暗い顔して」
「うーん、どうしたら可愛くなれる？」
「え？笑、それ以上なってどうすんの？」
「自信持って壱馬の隣にいたいじゃん」
「持てよ笑、Aが一番可愛いって」
「///、…あ！…」
去年のミスター&ミスコンで壱馬からもらったあの紙を思い出した
そして生徒手帳に大切にしまってたのを取り出した
「…ん？」
「誰よりも一番だから、…だったよね？///笑」
「おい///、まだそれ持ってたのかよ笑」
「当たり前でしょ、嬉しかったんだもん笑」
ふと隣を見ると優しい顔をした壱馬がいた
「今じゃ私の宝物だよ笑」
「…ﾊｧ///、今すぐキスしてぇ…笑」
「ばかっ///、…」
思わず突き離すと、グッと体を引き寄せられた
「…ちょっ、濡れんだろ！…離れんなって」
「壱馬が変なこと言うから//…」
「今ここでしたりしねぇよ笑
みんなに見られてたまるかよ、Aのキス顔」
ぶわぁと顔が熱くなるのが分かった
学校に着き上履きに履き替えていると、壱馬の片方の肩がびしょびしょなのに気がついた
傘、私に寄せてくれてたんだ
ハンカチを取り出すと肩を拭いた
「壱馬が濡れてるじゃん笑」
「俺はいいんだよ笑」
「ありがとね」
「おう笑」
北「らぶらぶさん達、おはよう笑」
「「おはよ笑」」
北「うわ、壱馬びしょびしょじゃん笑
…て、なるほどね笑。相合い傘ですか！笑」
壱「羨ましいからって、そう僻むなよ笑」
北「僻んでませんー笑」
「北人君と相合い傘したい女子、山ほどいるよ笑」
北「Aちゃんは？」
「私は…」
壱馬としばらく見つめ合うとクスッと笑った
北「デレデレしやがってー」
そう北人君は壱馬を締め上げていた
やめろって、と言いながらも嬉しそうな壱馬
伝わったのかな、相合い傘は壱馬とだけって。
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rin.(プロフ) - オタクさん» 嬉しいコメントをありがとうございます！ (2020年5月16日 17時) (
レス) id: e3dce3132d (このIDを非表示/違反報告)
オタク - 続きめちゃめちゃ楽しみです！更新頑張ってください！ (2020年5月16日 12時) (レス) id: b8fa45dd13 (このIDを非表示/違反報告)
rin.(プロフ) - yuさん» ありがとうございます！嬉しいです！更新がんばるのでお話覗きにきてくださいね^ ^ (2020年5月11日 21時) (レス) id: e3dce3132d (このIDを非表示/違反報告)
yu - rinさんのお話初めて読ませていただきました！このお話大好きです！続きがめっちゃ気になります。これからもがんばってください！ (2020年5月10日 12時) (レス) id: 6fee1f3b2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rin.
| 作成日時：2020年5月4日 16時
