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久しぶりの学校は正直不安だったけど、みんな優しく迎えてくれて、隣で笑みを向けてくれる壱馬にすっと不安も消え去った
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放課後、担任から呼び出しがあった
担「お前ら休みすぎだぞ！」
「…すいません、…でも壱馬は悪くなくて、」
先生「言い訳聞く気はない！、2人共明日までにこの反省文を書いて提出するように！」
突き付けられた作文用紙をしぶしぶ受け取ろうとすると、壱馬によって遮られた
壱「生徒の話も聞けねぇ奴の言う事聞けっかよ」
そう言うと怒って私の手を引いて出てきた
「あんな言い方、まずかったんじゃない？笑」
「だってあいつ、…分かろうともしねぇし。
それにAの辛い気持ちとか苦しみ、ちゃんと分かってくれるようにみえねぇし…」
「… ありがと笑」
「…でも成績落とされっかもな！笑」
そう言って陽気に笑っていた
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グラウンドではサッカー部の声が聞こえる
…嘉将、頑張ってるかな
つい探してしまってると、壱馬は不機嫌そうに手を差し出してきた
「…A、ほら…帰んぞ」
「あ、うん」
伸ばされた手をしっかり握ると、嘉将が走ってくる
嘉「A！壱馬！、なにしてんの？」
「今から帰るとこだよ笑」
嘉「仲良く手なんか繋ぎやがってー笑」
壱「仲良しだもん、仕方ねぇじゃん笑」
「そういえばね、聞いて？笑」
さっきの担任と壱馬のやりとりを話すと、
さすが壱馬だな、ってたちまち笑いが起こった
そんな楽しい時間も束の間だった
「…嘉将せんぱーい、もうサボらないで下さいっ」
猫撫で声のあの子の登場にたちまち空気は白けた
「じゃ、俺らもう行くわ」
「嘉将、部活頑張ってね」
グラウンドを見れば、あの日の事なんてなかったかのように楽しそうに笑ってる兄妹
私がいけなかったのかな、
あの子の恋、邪魔した罰なのかなって、…
そう思ってしまう自分がいた
…
「Aが引け目を感じる必要ねぇぞ、」
「…なんで分かったの？…」
「お前の顔見てりゃ分かるよ笑、
Aが怯える必要ねぇ、堂々としてろ」
「でも…」
「その、でもっての口癖かよ笑
俺が傍にいんだから怖くねぇだろ？」
「…うん、だね…///」
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rin.(プロフ) - オタクさん» 嬉しいコメントをありがとうございます！ (2020年5月16日 17時) (
レス) id: e3dce3132d (このIDを非表示/違反報告)
オタク - 続きめちゃめちゃ楽しみです！更新頑張ってください！ (2020年5月16日 12時) (レス) id: b8fa45dd13 (このIDを非表示/違反報告)
rin.(プロフ) - yuさん» ありがとうございます！嬉しいです！更新がんばるのでお話覗きにきてくださいね^ ^ (2020年5月11日 21時) (レス) id: e3dce3132d (このIDを非表示/違反報告)
yu - rinさんのお話初めて読ませていただきました！このお話大好きです！続きがめっちゃ気になります。これからもがんばってください！ (2020年5月10日 12時) (レス) id: 6fee1f3b2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rin.
| 作成日時：2020年5月4日 16時
