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夜中、目が覚めた私が目にしたのは
ベッドに伏せて寝る壱馬だった
「…壱馬？、起きて」
「ん…どした？」
「そんな格好で寝たら体痛くなるよ笑」
「あぁ…ん、もう痛いわ笑」
「はは笑、でもありがとね？」
熱は？、なんて言いながら頬を触ってくる
っ///…
気付けば、おでこにはシートが貼られ
傍にはスポーツドリンクが置かれてる
…これ、壱馬がやってくれた、んだよね？
「A、体はまだ辛い？」
「うーん、でもだいぶ良くなったかも」
「学校は念のため休んで。おやすみ」
「はい。…」
部屋を出る壱馬の後ろ姿を見届け再び目を閉じた
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翌朝、熱も下がり体も楽になった
…ｺﾝｺﾝｯ
「おはよ、A。どう？」
「おはよう。もうすっかり元気っ」
「そか笑、なら良かった。朝ごはん食う？」
「食べる！お腹ペコペコなんだよね笑」
お味噌汁にご飯、卵焼きにソーセージ。
壱馬ってちゃんと自炊するんだ…意外。
「おい、なんか文句あんのかよ。」
「へ？、いや何でもなーい笑」
「はぁあ、熱あるときは素直で可愛かったのに笑」
「ん？、可愛かった？」
「いや///、…勘違いすんなよっ///」
真っ赤な壱馬の顔に、私まで照れる
なんだろう、この感覚…まさか、ね。
…ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
こんな朝から誰だろうと思ってると、
リビングに入ってきたのは嘉将だった
「どうしたの？」
「どうしたの？って、もう大丈夫？
壱馬から連絡もらって着替え持って来た」
「そうなんだ、ありがとう。」
「でも、すっかり元気そうで安心した」
「壱馬のおかげ。ほんと助かったよ」
「…じゃあ俺行くから、また迎えに来る」
「うん、いってらっしゃい」
嘉将が来てから、なぜか急に無口な壱馬
嘉将も壱馬と目すら合わさなかったし…
「何かあったの？、嘉将と。」
「ん？、あぁ何でもねーよ」
気のせいかな？、だといいんだけど。
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壱馬を見送り、お風呂を借り洗濯を済ます
今日は晴天だしよく乾きそうだ。
ふとカフェを見ると臣さんが手を振ってる
ここのベランダからカフェ見えたんだ
臣さんに手を振り返すと、
身支度を整え臣さんのいるカフェへ向かった
臣さんに打ち明けてみようかな
私の中に芽生えつつある気持ち。
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rin.(プロフ) - 彩実さん» ありがとうございます！そう言って頂けると嬉しいですし、俄然やる気が湧きます(^^) (2021年2月17日 21時) (
レス) id: e3dce3132d (このIDを非表示/違反報告)
彩実(プロフ) - 沢山お話ししたいです (2021年2月16日 23時) (レス) id: 5bb01dc092 (このIDを非表示/違反報告)
彩実(プロフ) - めっちゃ楽しく読ませていただいています! (2021年2月16日 23時) (レス) id: 5bb01dc092 (このIDを非表示/違反報告)
rin.(プロフ) - ゆりかさん» コメントありがとうございます！最後まで楽しんで頂けるよう頑張ります。 (2020年4月19日 10時) (レス) id: e3dce3132d (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか(プロフ) - 壱馬くんと結ばれて欲しいです！！ (2020年4月19日 1時) (レス) id: 1647bd3009 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rin.
| 作成日時：2020年3月1日 11時
