好きになってもいいですか -2- (ページ6)

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北人side

俺はAさんが好きだ

でも…

.

東京にAさんが戻ってくる日、壱馬はすごく上機嫌で仕事をしていた

次の日、午後から仕事の俺たちは事務所にいた

「壱馬、おはよー」

「…ぉはよ」

「…壱馬なんか元気なくない？」

少し離れた所で壱馬を見てるまこっちゃんに聞いた

「今日ずっとあんな感じです」

昨日Aさんに会うの楽しみにしててあんなに嬉しそうだったのに。

「まあ時間が解決してくれますよ」

いつも側で壱馬を見てるまこっちゃんの言う事を俺は聞くことにした。

でも、何日経っても壱馬の不機嫌さを時間は解決してはくれなかった

レコーディングしてても、調子の悪い壱馬は何度もとり直しをしてた

陸「壱馬、最近おかしいよね…」

「陸さんも気付いてました？」

陸「なにかあったのかな」

そんなある日、今日こそは壱馬の話を聞こうと思い仕事へと向かった

すると前から玲於さんと話しながら歩いている壱馬を発見し、そばに駆け寄った。

玲「あ！ほくちゃんも一緒に来る？
　今日壱馬とご飯行くんだけど」

行きますと即答し、じゃあまた仕事終わったら、と玲於さんとはわかれた。

「壱馬…ご飯の時聞かせてよ。」

「…へ？なにを？」

「壱馬が最近おかしいのAさんでしょ」

うん、と頷く壱馬の肩を叩き

「とりあえず仕事、仕事っ！」

そう言い仕事へと向かった

そして仕事が終わり俺たちはご飯屋さんにいた

　