あの兄弟のマフィアの妹は… 2 【2BRO】 (ページ39)

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84話ページ39

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A「そういえば、弟兄は？」

おついち「ん？ああ、弟者くんなら…」

おっつんは、ソファを指さして

おついち「そこでバテてる(笑)」

A「なにやってたの…？」

おついち「情報のファイルの整理。朝からずーっとやってたの。」

A「なんで弟兄にやらせたの…任せるならお兄ちゃんに……って、あれ？そういえば、お兄ちゃんは？」

おついち「ああ、兄者くんにはお使いをね頼んだんだ。」

A「お使いって…どこまで？」

おついち「マスターさんのとこ。」

A「ふ～ん、そうなんだ…」

　ガチャッ……バタン…

おついち「お？帰ってきたかな？」

兄者「ただいま～おっつん、行ってきたぞ。」

おついち「うん、ありがと。どのくらいかかるって言ってた？」

兄者「1週間かかるっつーてたわ。」

おついち「うん、わかった。」

A「お兄ちゃん、お帰り。」

兄者「おう、ただいま、A。怪我は平気か？」

A「うん、痛み止め飲んだから平気。」

兄者「そうか、それはよかった。」

お兄ちゃんは、私の頭を撫でてくれた。

兄者「っていうか…弟者、ソファーの上寝てんな(笑)」

A「あ、本当だ(笑)」

おついち「まぁ、朝から結構仕事してたからね(笑)」

弟者「zzz…zzz…」

A「あはは(笑)なんか面白いね(笑)」

兄者「だな(笑)

　 …あ、そうだ。A」

A「ん？」

兄者「今日あれだろ？友達と約束してんだろ？」

A「あ、う、うん…私…ケガしてるから行けるかなって思って…」

兄者「痛みはどんくらいだ？」

A「えっと…痛み止め飲んだら少し痛いけど、大丈夫だよ。」

おついち「うーん、体を激しく動かさなければ行っても大丈夫かな？」

兄者「だってよ、どうする？行くか？」

A「うん、行きたい。」

兄者「よし、じゃあ時間になったら行くか。それまで準備しておけよ？」

A「うん、ありがと！」

私は、部屋に戻って支度をはじめた。