あの兄弟のマフィアの妹は… 2 【2BRO】 (ページ30)

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76話ページ30

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？？「A！」

突然、名前を呼ばれた。

その私の名前を呼んだのは

A「弟、兄……？」

間違いない、弟兄の声だった。

弟兄は、私の近くで話をかける。

弟者「A…大丈夫か？」

A「少し痛いけど、大丈夫だよ。」

弟者「そうか…無事ならいいんだ…よかったぁ～…」

弟兄は、安心した様子をみせる。

弟者「っていうか、なんでおついちさんAをお姫様抱っこしてんの！？」

おついち「傷だらけのAちゃんを歩かせるわけにはいかないでしょ？」

弟者「そうだけど、ってかなんかずるい。」

おついち「はいはい、そっちは終わったの？」

弟者「まあね。兄者が桜田のボスのところいる」

おついち「なるほどね。」

A「桜田のボス、まだいる？」

弟者「……ああ…息の根は止めてない。」

A「会って話がしたい。いい？」

弟兄は、少し考える素振りを見せて

弟者「……ああ、わかった。」

おついち「よし、じゃあいこうか。」

A「おっつん、行く前に下ろしていいよ。私、多少は歩ける。」

おついち「そう？少しでも支えることできるよ？」

A「大丈夫、歩ける。」

おついち「そっか、じゃあやばそうだったら言って。」

A「うん。ありがとう、そうするね。」

私たちはお兄ちゃんのところへ行った。