72話 ページ26
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カツン…カツン……
おついち「…兄者くん、誰か来るみたいだよ…」
わざと足音をたてているのか誰かの気配を感じた。
兄者「…ああ、おっつん、Aの手当てをお願いしてもいいか？」
おついち「うん、敵が来たら2人にお願いしていいかな。」
弟者「任せろ。」
俺たち3人は互いに頷き、俺と弟者は武器を構える。
相手がここにくるまで…
３…
２…
１…
0…
？？「おや、そこにいるのは、私たち桜田ファミリーのボスを倒したMafia2BRO.の方々じゃないか」
出てきたのは、普通の奴らとは違う奴だった。
兄者「…お前が、ここのボスか？」
桜田ボス「ああ、そうだ。」
弟者「お前が、Aを…俺らの仲間を傷つけた奴か…？」
桜田ボス「正確には、命令をだしたってところだな。」
兄者「…ってことは、やった奴はもう倒したかもってことかよ…」
桜田ボス「まぁ、そうだね。」
弟者「もう一つ聞くぞ…
Aを攫った理由と傷つけた理由を話せ」
桜田ボス「理由はボスを倒したのがお前らだって聞いたから
その女を攫えば、お前らが来ると思ったし。
水谷ファミリーのボスはその女を恨んでたみたいだったからさ。」
それを聞いて俺らは…
怒りを堪えるのが精一杯だった。
そんな理由でAを攫いやがって…
兄者「お前も…水谷のボスも……
どうしようもねぇ、クズだな…！」
俺は怒りを交えながらそう言った。
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作者名：マーチ | 作成日時：2018年7月12日 21時
