あの兄弟のマフィアの妹は… 2 【2BRO】 (ページ19)

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65話ページ19

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A「……なっちゃったね」

ユイ「うん、戻ろっか。」

A「だね、怒られに行くか。」

ユイ「……なんか戻りたくなくなってきた。」

A「あらら…」

この後、教室に戻って先生にこっぴどく怒られましたとさ。

そして、放課後………

A「よし、んじゃ帰ろっか。」

ユイ「うん。」

　ー外ー

A「そういえばさ、ユイはどうだったの？テスト」

ユイ「うーん……今回は微妙かも。」

A「けど、ユイの微妙って良いときが多いんだよね。」

ユイ「まぁ…そうだね。」

A「まぁ、自信持て、自信を。」

私は、ユイの肩をぽんと叩く

ユイ「あはは……そうするね…」

ユイは苦笑いしながらそう言った。

ユイ「それじゃ、A。ばいばい！」

A「うん、ばいばーい！」

私は、手を振りユイと別れた。

A「よし、帰ろう！」

少し歩きだし、道を曲がろうとしたとき

いつものとは違うなにかが見えた。

A「？」

私は、すっと身を隠し様子を見る。

いつものとは違うなにか……

それは、遠くからみると、黒い服を着た男が数人

だが、どこかでみたような気がする……

少し近づいて、様子をうかがいながら、記憶を呼び起こしてみる。

黒いスーツを着た、男数人……

ひとりはなんか持ってる……

あれは……なんかの紙……？

いや、違う……あれは…

写真……？

人探し？

もう少し近づけばわかるかも

少し近づいて、陰に隠れた

…待って、あの写真って……

私…？

あの写真、私が写ってる…！

間違いないよ…！

多分あれ、どっかのマフィアだ…！

急いで離れなきゃ…！

だが、その場を離れようとしたのと同時に、相手がこちらを向いていて

私のことを指差した

相手に、見つかってしまった。