X1と私 (ページ44)

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4日目..5 ページ44

ド「じゃあまずはダンスから決める？」

「そうする！」
「ダンス...」

ド「いぽいぽ披露するのはどう？？」
「前めちゃ上手かったし新しい曲で振り覚えるより覚えてる曲のでまた練習して磨きかける方がいい気がする」

ドヒョンめっちゃいいこと言うじゃん笑

「それめちゃいいね」
「ダンスは上手くないけど上手くなれるように頑張る！」

「よし！ダンスはいぽいぽで！！」

・

・

「歌かぁー....」

30分くらい考えてる

ド「今の心情に合ってるものとかだと歌いやすいかもよ？」

ドヒョンのその一言を聞いて

「心情...」

私の歌いたい曲が決まった

「私の思春期へにする」

今の自分に合ってる。

親の死でどん底に落ちた私。
そこから知らない場所にやってきて
いるなんて知らなかった兄と出会う。

波乱万丈なこの数日間

辛くて泣いて泣きまくった。

だからこの曲を聞くと今の私に合ってる。
そんな気がした。

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ド「よしじゃあ曲は決まったね！」
「僕はちょっとダンスの練習してくるからまた後で！」

「うん！ありがとうドヒョン」ﾆｺｯ

・

オーディションまであと数日

頑張ろう

・

私はその流れで
「私の思春期へ」を練習することにした

・

歌詞を見るとやっぱ泣けてくる

・

(日本語バージョンを歌います)

～ひとときこの世から消えたかったの
世界が真っ暗で毎晩泣いていた
いっその事消えれば楽なのかな
みんなの見つめる視線が怖かった
美しかった時代が辛くて
愛されていないのがすごく嫌で
ママもパパもね見つめてるのに
心は裏腹に遠ざかっていく～

ｶﾞﾁｬ

？「うまいじゃん」

・

部屋に入ってきたのはウソクオッパだった