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突然の別れ...1 ページ2

ある日私の親は交通事故に巻き込まれ帰らぬ人となった。




「お父さん...。お母さん...。」



それから2,3日は仲のいい友達の家に泊めさせてもらっている。






友「Aおじいちゃんから電話だよ」







おじいちゃんからか...


お葬式の事とかどうせ暗い話なんだろうな。









主「もしもし」








お「おお元気か?」






主「うん」





お「急な話だが....」







おじいちゃんは言葉を詰まらせていた。





主「う、うん。なに....?」







お「あのなAに隠してたことがあってね...」






主「う、うん」






お「実はAにお兄ちゃんがいるんだ」






主「え....?」








私はずっと一人っ子だった。

映画のような話。


ありえない






お「ずっと黙っててごめんね。」
「実は生き別れの兄弟がいるんだ」







え....?







親が死んで気持ちの整理が全然ついてないから余計混乱した







お「その兄は今韓国にいるんだ」









主「え...韓国?」








え?



韓国?






なにえ...?









お「驚いて何が起きてるか分からないよね」



「ごめんね。」








お兄ちゃんが韓国にいるんだ....。









今まででかくしてたってこと....?





なんで教えてくれなかったの...?









私はもっと混乱した...。









お「Aは今ほんとに辛いと思うけど......」


「あのな......」









なに......。







まだあるの.....?








もう頭がおかしくなりそうだよ.....。









お「今生活するところがなくてこなってるだろう...?」









そう....。






私は今友達の家に泊めさせてもらっている。









お「これ以上ずっとなんか泊めさせてもらうことなんて出来ないし









韓国のお兄ちゃんと連絡が取れたから









明後日から









韓国で生活してもらうことになった」



















え...?









そんなの無理だよ。









急すぎだし









しかも
明後日から?







むり








友達とも離れるなんて無理だよ....。









主「やだ」
「絶対にやだよ...。」









お「これはしょうがないことなんだ」


「心の整理がついてないのはわかる」





「でもね、これから生きていく上でこれ以上友達さんにも迷惑かけられないだろう」





そんなのやだよ....。

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作者名:ラムネ | 作成日時:2020年5月10日 14時

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