【テニプリ】サムライの弟子。 (ページ9)

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一人ずつ自己紹介を、と言うと

手「まずは俺からさせてもらおう」

そう言って手塚さんが挙手した

手「3年、部長の手塚国光だ。これからよろしく頼む」

どうやら手塚さんは竜崎先生から聞いているようだ

それから次々と自己紹介をされていった

そして、

越「1年、越前リョーマ。」

薄々気づいてたけどやっぱり越前くんレギュラーだったのか～改めてびっくりする

『うん、みんなこれからよろしくね～』

取り敢えずレギュラーの自己紹介が終わり、私がここに来た理由を先生が話だした

大「あの、竜崎先生。その水崎さんは何故ここに？自己紹介までさせて」

皆の心を代弁して大石さんが聞いた

竜「それはこれから説明しよう。」

横目で私を見て竜崎先生はそう言った

竜「まず水崎がテニス部に来た理由だか、水崎には我がテニス部のサポート兼選手になってもらう」

「えぇぇ！」

「なんだって！？」

驚きの声が聞こえるが話は終わってないので先生が手で制する

竜「サポートというのは怪我の手当など、まぁその名の通りサポートをしてもらう」

竜「で、選手というのは、基本公式試合には出さないが補欠と思ってくれればいい。練習や練習試合などは出すつもりだ」

以上、何か質問があるものは？
竜崎先生の声に1人手を挙げた

竜「ん、なんだ海堂」

どうやら海堂くんが手を挙げたらしい

海「納得出来ないっス…こんな素人同然のやつが練習に参加、ましてや試合の補欠だなんて」

みんなもそれは思っていたようで頷いている

いつもの私ならここで、だよね～でも見てればわかるって～と流せたのだが

『…素人、ね～………いいよじゃあ。試合、してみようか～バンダナくん』

いつもの悪い癖が出てしまい突っかかってしまった

海「……いいじゃねぇっスか。受けてたちますよ」

バチバチといがみ合っていると

竜「そこまでだ！今日はもう遅いから帰りな！」

ストップがかかり、挨拶をしてみんなぞろぞろとコートを出て行った

竜「ほら、アンタも帰りな。明日から学校に来るんだろ？部活にもちゃんと来るように」

『………はーい』

若干の不満を抱えつつも家に帰った

竜『全く、こういう所はアイツに似とるな』

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