【テニプリ】サムライの弟子。 (ページ5)

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目をぱちぱちと瞬きをしてまた笑顔に戻り

『なーんだここだったんだ～』

道理でそれっぽいと思った～と言っている少女に
はぁ～…と言っていると

切「で、ここに何の用……って、いないし！！」

何度目かのため息をつき、今から学校に戻っても間に合わないと考え

切「青学か……ちょっくら偵察してくるか」

『はぇ～……広い学校』

ワカメ髪の少年に聞いて目の前の建物が青春学園だと知り入ってみたものの

『広すぎて分かんないや……テニスコートどこ』

学校ってこんなに広いんだ…学校って初めてはいるからびっくりびっくり

『そう言えばさっきのワカメの人、テニスラケット持ってたな…はっ！試合すればよかった…』

うー、あー、と奇声を発してたら

女「越前くん英語凄いんだね！」

女2「流石帰国子女！あっちではずっと英語で生活してたの？かっこいい～！」

越「別に」

堀「俺も俺も！英会話習ってたんだぜ！」

女「「アンタには聞いてないでしょ！」」

学校の生徒らしき子達がホウキを持って歩きながらそんな会話をしていた。が、私には越前と言う言葉しか入ってこなかった。

『(越前って……いやまさか…そんなはずない)』

あの人と同じ苗字ってだけだ。落ち着こう。

『え、越前なんてどどどど、どこにでも、あああるもんね～』

………………落ち着こう

越前なんて珍しい苗字どこにでもあるはずないけど、第一あの人はアメリカにいたはずだ。日本にいるわけ…

女「ねぇねぇ！アメリカの生活ってどうだった？」

女2「やっぱお家にプールがあるの？」

堀「俺！子供の頃スイミング通ってたんだぜ～！」

女「「うるさい！」」

どうやら越前くんはアメリカにいたそうです。

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