※私の過去 （シリアス） ページ3
gr_side
『あれは、私がみんなと同じくらいの頃＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿』
彼女＿Aはそう前置きをして、ゆっくりはなしだした。
Aは、簡潔にかつ丁寧に話してくれた。
『私は捨てられた。寒かった。苦しかった。』
Aの言うことに皆共感していた。俺もそうだ。
彼女は、どこか懐かしそうに話していた。
『孤児院に入ってやっと、やっと幸せになれる。そう思った。』
みんなが彼女の話をとても真剣に聞いている。
最初、信じていなかったことが嘘のように。
『あいつがやってきた。そして、私を引き取った。そこからは、あんまり、覚えてないかな。
ただ、お母さんに叩かれていたこと。それと、近所の人が助けてくれたこと。この２つだけは覚えてる。そこから私は一人。中３でね…』
Aの話を聞いていて、俺は泣きそうになった。俺たちだって、血は繋がっていないが、互いに協力して生きていた。彼女は、スウゥと大きく息を吸い込み、満面の笑みでまた、話し始めた。
『私ね。みんなを見て。私を警戒してる君たちを見て、まず思ったのが。…幼い自分と似てる。懐かしいなぁ…って思ったんだよ！』ニコ
その時俺は、無意識のうちに言葉を発していた。
gr「なんや。俺たち似た者同士やったんか。なぁ、お前ら。」
俺の呼びかけに、みんな首を縦に振る。激しく振るものもいれば、微笑みながら振るものまでいた。
そんな俺たちを見てAは、少し驚いていたものの、すぐ笑顔になった。そして一言。
『これからは、家族としてよろしくね！みんな！』
その呼びかけに俺たちも
「「「「「うん！/おう！」」」」」
と元気よく答えた。
gr_side fin
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
どうも！桜の穂です〜
皆さんにお知らせです。
１つ！
無意味な低評価はやめてください。
作者が傷つきます。(；〜；)
２つ！
コメントで応援してくれたら、モチベ爆上がりします！
また、作者は初作品なので、表現とか、どこまでがokなのかあやふやです…
なので、
〈こうしたらいいよ〉 〈これはよくないと思う〉 〈頑張れ！〉
などのコメントをしてくださるととても助かります！！！
これからもよろしくお願いします。
gr「お星さまを押してやってくれないか…？」
tn「出来たら、一番右お願いしてもええ？」
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ルミナス - 桜の穂さん» 全然大丈夫です！ (2021年11月1日 21時) (
レス) id: f57e900274 (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - ルミナスさん» 了解しました！…期限長くなりますが、よろしいですか？(´；ω；`) (2021年11月1日 21時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
ルミナス - osと、grでお菓子作りをするお話お願いします... (2021年10月31日 23時) (レス) id: f57e900274 (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - ぜひ！リクエストを下さい！ (2021年10月28日 20時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - 夏実さん» これからもかっこよくなり続けますよ…彼らのことだから！ (2021年10月24日 20時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜の穂 | 作成日時：2021年10月2日 16時
