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★ Ｎ side
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みんなトナカイみたいに鼻を赤くして､それが面白くて
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顔を見合って笑った。
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時計に目をやると､もう11時過ぎ。
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俺んち来たのが､たしか６時ぐらいだったから…かなり泣いてたな。
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明日､目腫れなきゃいいけど…(笑)
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「みんな､シャワー浴びるでしょ??」
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「あびるー♪俺先浴びてイイ? 」
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「じゃあ俺､翔ちゃんの次ねっ」
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「じゃあ相葉くんの後で」
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「んじゃ俺は潤くんのあと…って､一番最後かよっ !! 」
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ふははっ､とみんなが笑う。
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…みんなの笑顔を見ると､もう何でもいっかって思っちゃうな。
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「じゃ､お先に♪」
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「もうちょいしたら着替えもってくねー」
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とたたたーっと､翔ちゃんが嬉しそうに洗面所に走ってった。
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姿が見えなくなったところで……潤くんと相葉くんと､にやりと目を合わせた。
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だだだだーっと走って､ガラッと洗面所のドアを開ける。
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湯船につかっているのか､シャワーの音はしてない。
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……翔ちゃんの叫び声は聞こえるけど(笑)
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「失礼しまぁーっす♪」
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「うぉあっ !! マジで入って来やがったコイツら !! 」
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「いいじゃんいいじゃんっ★翔ちゃん､一緒にはーいりーましょっ♪」
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「たまにはいいじゃん。ね､翔くん」
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「…松潤……しょ､しょうがねぇな///」
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「翔ちゃん､潤くんに弱いよね(笑)」
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翔ちゃんが浸かってる湯船に 3人でドボンと入る。
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……大きめの湯船でよかった。
これも､大野さんが「雨の日に､釣りできるように♪」ってチェックしてたんだよなあ。
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雨でも行くくせに……てか自分ちの風呂でやればいいのに。
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…そんな大野さんの不器用なとこも､大好きだったりする。
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ばしゃっと翔ちゃんの赤い顔にお湯をかけると､後ろにいた相葉くんにかかって
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そっから戦争開始。←
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1人ずつ翔ちゃんにシャンプーしてもらって､みんなすっかり
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のぼせちゃった。
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扇風機の風を相葉くんと浴びてると､翔ちゃんが冷たい緑茶を淹れてくれた。
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…やっぱ美味しい。
翔ちゃんが入れてくれるお茶。
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なんか…昔に戻ったみたい。
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いつの間にか､こんな無邪気な気持ち…忘れちゃってたな。
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思い出させてくれたみんなには秘密で……ちょっとだけ､感謝。
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ラッキー大宮sk!!w
ズキューンバズーカ
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作者名：なちゅ★、 | 作成日時：2012年11月4日 18時
