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★ Ｎ side
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「…なんで手ぇ繋いでんの?」
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「たまにはニノも甘えたいんだってさ♪そこはわかってあげて､翔くん」
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「ちょ､潤くん! そんなこと言ってない!///」
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結局潤くんは､翔ちゃんちにつくまで､俺の手をずっと握っててくれた。
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深く帽子をかぶると､俺は女の子に見えるみたい。
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すれ違う人たちが､潤くんをみて「彼女かな??」ってつぶやくんだもん。
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どうしよ…フライデーとか乗っちゃったら。
俺でしたーてへぺろ★なんて言えないよ?? 俺。 恥ずかしすぎる。
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翔ちゃんちのソファーには､アイバカがぐーすか寝ていた。
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起こそうと翔ちゃんが近づいた瞬間､
気配を感じたのか､がばっと一気に起き上がった相葉くん。
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突然のことすぎて､よけきれなかった翔ちゃんの頭に
相葉くんのおでこがヒット。
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同じポーズで転がる2人…面白すぎる(笑)
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「…で､今日はどっちのペアもリーダーを見つけられなかった…ってことか」
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「松潤の言うとーり。雅紀なんてほぼ遊んでたし…な､雅紀」
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「ちょ､翔ちゃんだって遊んでたじゃーん!! 」
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楽しそうな思い出話は､また後日にお願いしますよ､海チーム。
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こうしてる間にも､だんだんと時間は過ぎてゆく。
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遅いようで速い時の流れは残酷で。
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大野さんがいなくても､世界の時間は進んでる。
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でも…俺の中の時計は､少しも進んでないんだよ。
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目を閉じれば､大野さんの笑顔が浮かんできて。
それも､鮮明に。
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それに会いたくて。会いたくて。会いたくて。
でも､会えなくて。
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薄く焦げた肌に触れたくて。触れたくて。触れたくて。
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でも､触れられない。
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テレビの中と外でしか会えない俺らの距離は､
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なんだか遠ざかっていくような気がしてる。
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潤くんも､翔ちゃんも､相葉くんも､ずっと深刻そうな顔してる。
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大野さんがいなくなってから…ずっと。
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そろそろヤバい…そんな感じがするんだ。
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大野さんがいなくなってから……もう5日がたった。
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ラッキー大宮sk!!w
ズキューンバズーカ
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作者名：なちゅ★、 | 作成日時：2012年11月4日 18時
