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★ N side
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「大野さん、知りませんか!!?」
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入ってくるなり大声でそう叫んだ大野さんのマネージャー。
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血相変えて、汗だらだらで、でも青白い顔をしている。
いつもの姿とは想像もつかないぐらい…。
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「知りませんかって……俺は一昨日に会ったのが最後ですけど」
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「ニノと同じく、あの後からは会ってないけど」
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「リーダー、まさかの行方不明??!うそお!!」
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俺に続けて、翔さんが新聞を完全に閉じて
大野さんのマネージャーさんをじっと見つめて言った。
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いつの間に起きてたのか、まだ眠たそうな目をしながら
相葉さんもびっくりした顔で此方を見ている。
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Jは、何が起きたのかわからないらしく、目をごしごしこすってる…可愛い。
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「え…じゃあどうすんの?今日の収録…」
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「そりゃ翔さん…。延期に決まってるでしょ」
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「ああ…そりゃそうか」
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たまに相葉さんみたいな天然かましてくる翔さんにツッコムのはホントに面白い。
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まったく…何やってんだか、大野さんは。
昔決めたんじゃなかったっけな。
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" もう絶対遅刻はしない "
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あんなキラッキラのキメ顔で言ってたのに…。
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プロデューサーにぺこぺこと謝ってる大野さんのマネージャーを見ると、
なんだか哀しくなった。
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…とゆーことで、いきなりオフになってしまった今日。
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他のメンバーみたいに、ドラマとか映画とかで忙しい、ってわけじゃないんでね。
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ああーみんなは忙しそうだなあ。忙しそうだなあ。
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少し前まではちゃんとあったもん、俺だってあったもん、映画の撮影。
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ただ俺が天才すぎて早く終わっちゃっただけだもん。
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「ねぇ、ニノ。今日他の仕事入ってたりする?」
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……あ、いた。
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もう1人、暇人……いたわ。
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ラッキー大宮sk!!w
ズキューンバズーカ
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作者名:なちゅ★、 | 作成日時:2012年11月4日 18時