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★ Ｎ side
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食後､俺と翔ちゃんで管理人さんのところに行く事になって
エレベーターに乗り込んだ。
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大丈夫かな…帰ってきたら部屋の中ぐちゃぐちゃとかないよな…。
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ま､潤くんがいるから大丈夫か。
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チラリと翔ちゃんに目線を向けた。
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壁によっかかって､エレベーターの上の方にある階数ボタンを見つめている。
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思う事はただ1つ…イケメンだなあ。やっぱり。
しゅっとした横顔。綺麗な首筋。
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もし俺が女の子で､この人に責められたら…もう一発で終わりだろうな。
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キュン死しちゃうな。たぶん。
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じっと見つめられているのに気付いたのか､翔ちゃんが俺の方をみて
すこし頬を赤らめた。
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…この照れ屋がっ!! こっちまで照れるでしょーがっ///
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「…ニノ」
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「なに??翔ちゃん」
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「ニノって…ほんとに智くんが好きだよな」
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「え､あ､好きだけど…」
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「…だよなっ」
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すこし口角を上げて笑った翔ちゃんと目が合って､ぽんぽんと
2回頭を軽く叩かれた。
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それと同時に､エレベーターのドアが開く。
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翔ちゃん…どうしたんだろ､いきなり。
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俺…そんな寂しげな顔してた?
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うーん…ま､いっか。
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エントランスの暗証式ドアを出ると､白髪まじりのおばさんが
管理人室の小窓からこちらを見ていた。
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管理人さんとは何度も会ったことあって､もはや友達を通りこして家族レベル。
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俺の仕事柄もあってか､すごくよくしてくれる優しい人。
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このマンションに俺が住んでるって知ってるのは､たぶん管理人さんだけ。
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さすがに住人全員にバレるわけにもいかないしね。
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管理人さんは､俺と翔ちゃんを交互にみてニッコリ笑った。
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「おはよう､和くん。そちらの方は…櫻井さん??」
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「おはようございます。そうですよ」
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「あ…二宮がいつもお世話になってます!!」
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まるで保護者みたいに律義に挨拶する翔ちゃん。
さすが…インテリいけめん!!←
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ラッキー大宮sk!!w
ズキューンバズーカ
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作者名：なちゅ★、 | 作成日時：2012年11月4日 18時
