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★ Ｎ side
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朝はやくは､風が涼しくて気持ちいい。
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窓を開けると､強い風がぶわっと吹いた。
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洗濯物…は､またあとでいっか。
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キッチンでは翔ちゃんが朝ごはんを作ってくれてる。
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……大丈夫かなあ。やっぱ手伝った方がよかったかな…。
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だって､たまに「あっ…ま､いっか」とか「こんぐらい大丈夫か」とか聞こえてくるんだもん。
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絶対大丈夫じゃないよ。翔ちゃんの「大丈夫か」はだいたい大丈夫じゃないもん。
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ま…ここは翔ちゃんを信じて任せよう…。
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寝室に行くと､呑気な寝顔の2人。
まだ布団にくるまってすやすや寝てる。
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しかも…1つの布団に。可愛いってこういうことだよね。
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「ほーら､潤くん相葉くん。朝だよ。起きなさーい」
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「う…んぅ。ニノちゃん…おはよ……」
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「はい､おはよう相葉くん。潤くんも起きて」
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「まだ…寝たい」
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目をごしごしこすりながらも布団の中でごろごろしてる潤くん。
か…かわいい…。
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そりゃ俺だって､このまま潤くんの布団に入り込んで
ぐっすり寝たいけど……寝たいけど!!
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ここはぐっと我慢して､起こす事にするか…今日だけ!!今日だけね!!!
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リビングに行くと､翔さんが満面の笑みで「できたよ〜」って言いながら
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サラダとかスクランブルエッグとかがのったお皿をテーブルに運んでるとこだった。
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見た目は……うん､よし。問題は味だけど…。
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相葉さんが「うまいうまい!」っていいながら食べてるって事は､
きっと美味しいんだろうな。
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潤くんも普通に食べてるし…ん??なんか変な顔してる??
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スクランブルエッグをぱくっと食べてみると､なんだかガリッとした食感。
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「翔ちゃん…これ､何入れた??」
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「んー??にんじんだよ」
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「…ちゃんと茹でた??」
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「え､にんじんって茹でるの??」
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……でました､翔ちゃんの天然。
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箸を置くと翔ちゃんが悲しそうな顔する気がして､黙々と食べた。
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ラッキー大宮sk!!w
ズキューンバズーカ
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作者名：なちゅ★、 | 作成日時：2012年11月4日 18時
