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★ Ｎ side
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翔ちゃんと相葉くんに服を渡して､俺と潤くんもシャワーを浴び終わったところで
やっと落ち着いて話すことに。
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まずは…大野さんのことだよね。
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「どこ行ってんだろうね…リーダー」
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カッコつけて腕組みをしながらキリッとした声の相葉くん。
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…変だよ。うん。相葉くんぽくないし。キャラ違うし。
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「釣り行ってそのあとにトラブルがあったってのは間違いないよな。」
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「さすが翔ちゃん。わかってるね〜」
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軽くチャチャを入れると､ちょっと恥ずかしげに翔ちゃんが「バカ」と呟いた。
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潤くんは､何かを考えてるみたいで目を閉じて俯いてる。
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寝てる…??いや､そんな大野さんみたいなことはしないか。
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じっと見つめていると､潤くんのおっきな目が
いきなりカッと開かれた。
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「みんながさ､リーダーの行きそうなトコをを言ってって
実際にそこに行ってみればいいんじゃない??」
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「なるほど!!!さっすが松潤!!」
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「ちょ､雅紀声でけーよ」
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翔ちゃんにぺしっと叩かれて「ごめーん…」とシュンとする相葉くん。
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なんか…ペットみたい。笑
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「じゃ､俺から言ってきますね。
大野さんがよく行く釣りの穴場は……たしか千葉県のなんとか海岸とかだった気がする。」
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「あー､去年『嵐ちゃん』で俺と雅紀が行ったとこじゃね??」
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「あそこかぁ!!たしかにイイ感じだったよね。景色もいいし」
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「じゃあそこで絵もかけるのか…」
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その後も意見を出し合った結果､よく行く美術館とか､ショップとか､だいぶ絞り込めた。
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棚の奥の方から地図を出して､みんなで囲んで場所を確認する。
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「じゃあ…今度のオフの日に､ペアになってそれぞれ行ってみる??」
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「さっすが翔さん!!」
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翔ちゃんが照れるのが面白くて､持ち上げ続ける俺。←
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ん……まてよ。
さっきエレベーターでのことを思い出した。
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この隣の部屋……もしかしたら。
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大野さんの､アトリエになっているかもしれない。
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ラッキー大宮sk!!w
ズキューンバズーカ
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作者名：なちゅ★、 | 作成日時：2012年11月4日 18時
