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★ Ｎ side
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俺んちを出てってから3分ぐらいかな。
目をごしごしこすってる相葉さんを連れて､はぁはぁ言いながら帰って来た翔ちゃん。
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「あ､お帰り〜。相葉さんもいたの」
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「お帰り〜じゃねーよ!!」
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「にの､ひどいよぉ〜」
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相葉さん…まるで子供ですね。なんかこの2人､兄弟みたいだわ。
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あーでもこんなヘタレなお兄ちゃんじゃだめかなあ…でも
泣き虫なお兄ちゃんよりはましか。
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あ､もしくは姉妹か?!
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わざとこれを声に出してみると､翔ちゃんにべしっと背中を叩かれた。
いてて……翔ちゃんのこの筋肉､どうにかなんないのかなあ。
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目に涙をいっぱいに溜めてる相葉くんの背中をさすりながら､
ゆっくりソファーに座らせる。
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「…しょうがないなあ。まーくん??俺が悪かったから､泣かないで。なんか飲む??」
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「ん……ココア､飲みたい」
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「よし来た!! 翔ちゃん､作ったげて」
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「よし来た!!じゃねーよ!(笑) 雅紀､ちょっと待ってろよ」
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俺が相葉くんのことを「まーくん」って呼ぶのは､
プライベートでたま〜にか､こういう時にしか使わない。
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翔ちゃんはよく「雅紀」って呼んでるけどね。
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あーもう､ホントこの子は手がかかるなあ…可愛いから許すけど。
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「どしたの??まーくんも寂しかったの??」
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「……"も"??」
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「まーくんが来るちょっと前に､翔ちゃんも来たの。『寂しい』つって(笑)」
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「こ､こらカズっ!!///言うな!///」
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翔ちゃん…顔真っ赤(笑)
とりあえず「はいはい」と小さく返事。
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「翔ちゃんと同じ…俺も､なんか寂しくなっちゃって…。
なんかニノの顔が浮かんできて､いてもたってもいられなくなって」
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「そっかそっか。よしよし」
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「大丈夫だよ､雅紀。ニノも寂しかったみたいだから(笑)」
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湯気が出てる熱々のココアを翔ちゃんが運んできてくれた。
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「あっつ!!」思わず俺もまーくんも叫んだ。
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ラッキー大宮sk!!w
ズキューンバズーカ
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作者名：なちゅ★、 | 作成日時：2012年11月4日 18時
