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★ Ｎ side
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やばい。やばい。やばい。
俺まで肩がなでるぅぅ!!
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翔ちゃんに見せつけるように､わざとらしく肩をなでおろす動作を繰り返す。
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すると「本物のなではこうだぜっ」とでもいうように翔ちゃんが真似してくるから､
俺はそれをしら〜っとした目で見る。
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ホントは笑いこらえてるんだよ。
それを知らない翔ちゃんはまじで落ち込むから面白い。
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「じゃ､ゲームでもする??」
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「するっ!今日は絶対負けねーぞ」
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「毎日やってるこの和也くんをなめないでくださいよ〜?」
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Wiiをだして､電源を入れた時だった。
……またしても､あの音が。
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―――――― ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ…
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またこのタイミングかよっ!!
何かしようとしたときに…もぉ。
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「うわ､ニノ超嫌そうな顔ﾌﾊﾊﾊﾊ」と翔ちゃんにあしらわれながらも､モニターを確認する。
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…うん。またもやこのパターンか。
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「どした?出ねぇの?」
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「…これは､無視してもいいと思う。和也くん的に」
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ふう､とソファーに腰を下ろす。
さっき注いだコーヒーをｺｸﾝ､と1口飲む。
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――― ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾋﾟﾝﾎﾟﾋﾟﾝﾋﾟﾝﾋﾟﾝﾋﾟﾋﾟﾋﾟ「うるせっ!!!」
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もう最後の方とは連打しまくってて最初の音が繰り返されてるよ!!
うるせぇなコイツ!!!
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「翔ちゃぁーん､出てぇ」
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「は?!なんで俺が……つーかうるせっ!!」
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「…モニター見ればわかるって」
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この場面を漫画にすると､きっと俺と翔ちゃんが会話してる背景には
『ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ』って描いてあるよ。絶対。
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「うおっ､相葉くんじゃねーか!!お前でろよ!!」
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「……てへぺろ★」
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翔ちゃんが､インターホンにもうちゅーしちゃうぐらい近づいて
「相葉くん落ち着け!!泣くな!!今行くから!!」って叫んでる。
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……翔ちゃん､通話ボタン押したげて。
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その状態じゃいくら叫んでも相葉さんには聞こえないよ。翔ちゃん。
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ラッキー大宮sk!!w
ズキューンバズーカ
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作者名：なちゅ★、 | 作成日時：2012年11月4日 18時
