黒岩「おい、三………四流。」不動「下げんな！」天馬「(三流は認めるの？？)」【イナギャラ】 (ページ18)

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レジスタンスジャパンページ18

「お疲れさん。」

走ってきたのか汗を拭いながらの到着。用意されているスポーツドリンクを投げて渡す。

「…………。」
黙りながらのキャッチ。まぁ、仕方ないかと思ってスルーしたんだけど、

「礼ぐらい言わねぇのかァ？」
「不動監督、不動は疲れて……」
「両立する約束のもとコイツはやってんだ。それを破るくらいならここに来んな。ましてや代表を名乗るやつが自己管理出来ねぇでどうすんだ。」

「うっせぇ、わーとっるわ！」
「分かってんならシャキッとしねぇか！醜女！」

((((ブスっつったー！！！！))))

未だに慣れない1部の面子。不動兄妹の悪態つく喧嘩？はいつもの事である。

「貴志部、あざーした！」
「えっ、う、
うん。俺は不動が大丈夫なら大丈夫だよ？」

俺の日本語は正しいか？と自分の頭を抱えたくなる辿々しさがあるが、それよりも不動が勢いよく頭を下げたその勢いにおされた。

「大丈夫か？」
「なんだろね、ちょっと勢いで負けちゃうかな。」

浪川蓮助が声を掛けるまで自分の発言に悩み続けかけた貴志部は苦笑いした。

「つぅーか、意外だよな。代表と帝国との対戦ではなんだってプレイだったけど、案外普通っつか。」
「確かにね。むしろ、俺は佐久間さんにも驚かされてるよ。」
「ここずっと俺らの練習プレーをカメラに収めてるよな。」
「俺らが改善する為のものをあの佐久間さんが直々にって感極まった一瞬があったけど、佐久間さんの話だとそうでもないよな。」

「誰かにデータを送ってる？？」
「これから挑戦するっていうか、潰すってことになってるイナズマジャパンの監督とかか？」
「まさか。敵に送るのか？」
「そうなんだよな。」
「そういえば、だけどキャプテンも決まってないよな。」
「俺らのなかってキャプテン多くねぇか？」
「それな！歳の順で行けば真帆路か、南沢だろ？」
「で、それで行くと真帆路さんがキャプテンの確率高いよね。」
「なんだかんだで、究極究極言ってる白竜かと思ったが。」
「監督の妹だし、不動とか？」
「不動監督はそんなんで決める人じゃねぇだろ。」