ゲームしようぜ。【緑谷出久】 (ページ20)

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飯｢随分と自己中心的の座右の銘だな！？｣

上｢何何、座右の銘紹介しあってんの？｣

『違う』

何に釣られてか、爆豪派閥がわらわらと寄ってきた。

そんなに面白い話してへんけどな。

轟｢械操、物間が誰か分かんねえらしい｣

切｢え、まじで！？超突っかかって来てんじゃん！｣

うーん、声も顔も思い出せない。誰だよモノマ。

てか思い出さなくても別に害無くね？

麗｢Aちゃんも話した事あったと思うよ？｣

瀬｢流石座右の銘"得があるなら全て良し"｣

『別にいいし。てか聞いてたのかよ』

轟｢忘れる事よくあんのか｣

『時と場合による』

緑｢時と場合によっては記憶の一部が抜け落ちるの？｣

『こわっ』

爆｢テメェだよ｣

とそこに、誰かがA組の前を通った。

大声で何かを話し始めたと思ったら、爆豪派閥ら辺が参戦しに行った。

初めからずっとプレイしていたゲームアプリを閉じ、やっとスマホから顔を上げる。

大声のする方に顔を向け、じっとそこを見つめる。

急に見える景色が変わったことによって少しボヤっとしていた視界のピントが次第に合っていき、私の目線はやっと目的の物を捉えた。

麗｢Aちゃん･･･あれが物間くんだよ｣

『あー･･････あーあーあーあーあーあー』

何コイツうざって思って記憶から抹消した人やん！

あー思い出さなければよかった。どんどん腹立つ記憶が蘇ってくる。

知らぬ間に睨んでいたのか、物間はこっちを見てまた同じように叫んだ。

物｢だーーれかと思えばゲームマニアのヒーロー志望(笑)じゃあないかぁ！！そろそろオタ活とか辞めればどうだい！？ただの金の無駄遣い！！｣

『余計なお世話だわハゲ。ゲームは機材の諸々知ろうとしたらハマっただけだよクソ野郎。それに私、お前より、強い。understand？』

物｢急に口数が増えたと思えば悪口しか出てこないじゃないか！！そんなじゃ100位以内に入る事も難しいんじゃないかぁ！？あと僕は禿げていない！！｣

『毛量気にしてんのかくそハゲ。堂々の一位取ってやるよ阿呆。お前こそ煽ってばっかで市民の信用無くすんじゃねえか？てかお前だから悪口しか出てこないんだよ。』

物｢そんな事言って君｢ストップ！！｣ぐへあっっ｣

ヒートアップして誰も止めることの出来なかった口論は、B組の委員長・一佳の手刀によって止められた。

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