きっとこの思いは 【祇園 櫻井】 ページ7
淳里さんのリクエストです。
・
『うっわぁ…、人が凄い……。』
友達｢最近祇園も売れてきたもんねー。ファンの人もそりゃ出待ちするよ。｣
私と友達の沙月(ｻﾂｷ)は、祇園の単独ライブ後の出待ちで群がる人達の奥を背伸びで見渡した。これだと櫻井さんと近付けないじゃん。
すると周りからわっと声が上がった。どうやら祇園のお二人が出て来たようで、私と沙月は顔を見合わせて、急いで人混みを掻き分けた。
沙｢すいませんっ。ちょ……通してください。｣
『沙月待ってよ！櫻井さん達、いる？』
沙｢あっ！今木崎さん来た！木崎さーん!!!｣
木崎｢やっほー。木ざキッスをどうぞ。｣
沙｢きゃー!!木崎さんかっこいいー!!!｣
木崎さんファンの沙月は大喜びで飛び跳ねる。私は櫻井さんを探すと、段々とこちらにやって来るのが見えた。
『あっ、櫻井さっ…((
私がそう叫ぼうとした時、後ろの人混みに押され、私は警備員さんの間を割って前に倒れて転んでしまった。
『いった……。』
ふと顔を上げると、そこには驚いた顔をした、櫻井さん。
あぁ……、やってしまった。なんて恥ずかしい初対面なんだろう。私はどうしていいのか分からず、頭が真っ白になってしまった。すると、その手がこちらに伸びる。
櫻井｢大丈夫ですか？｣
転んだ私に笑いかけて、その手を受け取ってくださいと言わんばかりに差し出す。私はおずおずとその手を取ると、櫻井さんは｢よっ｣と、私の手を引っ張って立たせてくれた。
櫻｢ケガしてへん？｣
『は……、い…。』
櫻｢良かった。じゃあ、またライブ来てなー。｣
そう言い残して、ひらひらと手を振って行ってしまった櫻井さん。私はぼおっとその姿を見詰めて、放心状態になってしまう。
沙｢凄いじゃんAっ。櫻井さんと話せて！｣
『うん…。』
まだ信じられなくて、私はその場に立ち尽くした。でも、手に残るさっきの温かさが段々と現実味を増してきて、私は頬を染めた。
『……んふふっ。』
沙｢ちょっ、何変な笑い方してんのよっ。｣
『何か笑えてきちゃって…。』
きっとこの思いは、貴方のせい。
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すし
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AIRAN - サイコー過ぎます！！ショーゴくんのをもっとかいてほしいです！！ (2023年3月23日 15時) (
レス) @page42 id: adabdc8ca4 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ - 皆様のリクエスト承りました！続編にて、書かせて頂きます！ (2018年2月25日 23時) (レス) id: 37342a8c1d (このIDを非表示/違反報告)
瀬良子 - お話ありがとうございました！ リクエスト停止が終わったらまたリクエストさせていただきます！ (2018年2月23日 22時) (レス) id: 418102ce26 (このIDを非表示/違反報告)
＊初夏sora＊(プロフ) - カミナリ書いてくださりありがとうございます！キュンキュンさせられました( *´艸｀) リクエストでカミナリのたくみくんで仕事で失敗して落ち込んでる夢主(恋人)を励ますたくみくんお願いします！ (2018年2月23日 21時) (レス) id: bd93e623a8 (このIDを非表示/違反報告)
おちょも(プロフ) - ユカリさん» 書いてくださりありがとうございます！ (2018年2月23日 20時) (レス) id: b894467a87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユカリ | 作成日時：2018年2月10日 14時
