君は特別 【祇園 櫻井】 ページ44
淳里さんのリクエストです。
・
『失礼しますー。今日のルミネご一緒しますのでよろしくお願いしますー。』
櫻井｢おー、A出るんや。よろしくな。｣
『いえいえ、こちらこそ。あ、そういえば櫻井さんにお話があるんですけど今ええですか？』
櫻｢ええよ？｣
楽屋へと挨拶に来た後輩芸人のAを中へと通す。お互い向き合い、机を挟んで椅子に腰掛けると、Aは話をし始めた。
『実は今度、私の友達が結婚式挙げるんですけど…その友達が祇園さんのファンなんですよ。やから出来たらでええんですけど、良かったら私の友達の結婚式にゲストで出て頂けないかなぁと思いまして……。』
櫻｢結婚式？俺は別にええけど……今木崎おらへんから後で木崎にも聞いとくわ。｣
『ホンマですか？ありがとうございます！私櫻井さんみたいなええ先輩が居て下さって幸せ者ですわー。』
櫻｢何やそれお世辞か！｣
『ちゃいますよー！』
俺は頬の筋肉に力を入れ、口角を上げる。顔、引きつってへんよな。変な心配をしながらも、それでも作り笑いを続けた。
"先輩"
Aにとって俺は、ただの先輩以外の何者でもなく、それ以上でもそれ以下でもない。
これからその位置が、
変わるというわけでもないんやろう。
いつか君の特別になれたら。
そう思った事は何度もあった。でも、何度もやって来たそのタイミングを自分で逃した。
手が触れそうになった時も。
二人でユニバ行った時も。
夜中まで電話してた時も。
今も。
俺は逃してしまうのか。
俺は拳を握り締めた。言うんは今しかあらへんやろ？口を開けろ。声を出せ。言葉に表わせ。
俺は、開いた口から声を絞り出した。
・
"こちらこそ"
その言葉は、
俺の鼓膜を優しく震わせた。
隣にいてくれる 【トット 多田】→←濃い恋来い 【ネイビーズアフロ はじり】
ラッキー食べ物
すし
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AIRAN - サイコー過ぎます！！ショーゴくんのをもっとかいてほしいです！！ (2023年3月23日 15時) (
レス) @page42 id: adabdc8ca4 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ - 皆様のリクエスト承りました！続編にて、書かせて頂きます！ (2018年2月25日 23時) (レス) id: 37342a8c1d (このIDを非表示/違反報告)
瀬良子 - お話ありがとうございました！ リクエスト停止が終わったらまたリクエストさせていただきます！ (2018年2月23日 22時) (レス) id: 418102ce26 (このIDを非表示/違反報告)
＊初夏sora＊(プロフ) - カミナリ書いてくださりありがとうございます！キュンキュンさせられました( *´艸｀) リクエストでカミナリのたくみくんで仕事で失敗して落ち込んでる夢主(恋人)を励ますたくみくんお願いします！ (2018年2月23日 21時) (レス) id: bd93e623a8 (このIDを非表示/違反報告)
おちょも(プロフ) - ユカリさん» 書いてくださりありがとうございます！ (2018年2月23日 20時) (レス) id: b894467a87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユカリ | 作成日時：2018年2月10日 14時
