好きを叫べ 【相席スタート 山添】 ページ35
# M .さんのリクエストです。
・
『あー、もしもし。……うん。…うん、分かった。………なんやそれー！アホやんそいつ！アホ！おぉ、うん。じゃ、またなー。』
しばらく誰かと会話を済ますと、Aはスマホの通話を切った。俺はそれを、テレビを見ながら何となく聴いていた。
誰やろう。
俺の知っとるやつかな。
男？女？
もしかして、彼氏……とか？
いやいやいや！ないないない!!俺は1人で内心百面相パレード。いろんな事で頭がごちゃごちゃしている。
そんな事をしていても意味が無いので、俺は咳払いをして、Aに声をかけた。
山添｢あー……なぁ、A。｣
『なに。』
山｢いま、誰と電話してたん。｣
『あぁ、さっきの？まひる。ガンバレルーヤの。』
Aは先程の電話の会話を思い出しているのか、にやにやしながらその名前を出した。ガンバレルーヤのまひるって……完璧後輩の女やん。
俺は大きなため息をついて、頭を抱えた。馬鹿やろ俺。完っっ璧、男や思て変にAに嫉妬しとったやんか。
すると、ひょいとAは俺の顔を覗いてきて、にんまりと悪い笑みを零した。
『山添くん絶っっ対嫉妬してた!!!』
山｢ばっ…！そんなん大声で言うなアホ！｣
『図星確定ー！』
山｢やかましわ！｣
Aはパッとソファから腰を上げて、部屋の窓からベランダへと出ていった。Aの猫っ毛が、春の風に優しくなびく。すると、いきなりの大声。
『山添くんが好きやあぁあああ!!!』
山｢は…ちょ…、はぁ!?｣
『山添くんが大大大好きやあぁあああ!!』
そう叫んで、笑顔でこちらを振り向くA。それに俺は面食らって、苦笑いを漏らした。急いで俺もベランダへと飛び出し、街の景色を見渡す。
山｢俺も、Aが好きやあぁあああ!!｣
『私はもっと好きやあぁあああ!!』
山｢俺はもっともっと好きやあぁあああ!!｣
『私はもっともっともっと好きやあぁああ!!』
二人して、お腹を抱えて笑う。
大阪の街に沈んでいく夕陽が
泣きそうなほどに美しかった。
キミ依存症 【カミナリ たくみ】→←ツノルキモチ 【和牛 水田】
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すし
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AIRAN - サイコー過ぎます！！ショーゴくんのをもっとかいてほしいです！！ (2023年3月23日 15時) (
レス) @page42 id: adabdc8ca4 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ - 皆様のリクエスト承りました！続編にて、書かせて頂きます！ (2018年2月25日 23時) (レス) id: 37342a8c1d (このIDを非表示/違反報告)
瀬良子 - お話ありがとうございました！ リクエスト停止が終わったらまたリクエストさせていただきます！ (2018年2月23日 22時) (レス) id: 418102ce26 (このIDを非表示/違反報告)
＊初夏sora＊(プロフ) - カミナリ書いてくださりありがとうございます！キュンキュンさせられました( *´艸｀) リクエストでカミナリのたくみくんで仕事で失敗して落ち込んでる夢主(恋人)を励ますたくみくんお願いします！ (2018年2月23日 21時) (レス) id: bd93e623a8 (このIDを非表示/違反報告)
おちょも(プロフ) - ユカリさん» 書いてくださりありがとうございます！ (2018年2月23日 20時) (レス) id: b894467a87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユカリ | 作成日時：2018年2月10日 14時
